クラウドバックアップ・ソリューション

クラウドストレージとクラウドバックアップの違いを確認する

クラウドストレージは、ファイルを共有する簡単な方法を提供します。同僚や友人、家族がファイルにアクセスできます。Dropbox、Google Drive、Apple iCloud、Microsoft OneDriveは、典型的なクラウドストレージです。

クラウドバックアップは、アプリケーション、データ、仮想マシン、サーバーをクラウドに自動的にバックアップして、ビジネスの継続性を確保するアプリケーションです。災害発生時にシステム全体を復元できます。Acronis Cyber Protect、Acronis Cyber Protect Cloud、Acronis True Imageのような一部のバックアップアプリケーションは、オペレーティングシステムもバックアップします。

クラウドバックアップには3つのデメリットがあります：

• インターネット接続がなければバックアップにアクセスできない。
• 必要とされる帯域幅がなければ、大きなデータセットをダウンロードすることが困難である。
• クラウドからフルバックアップをダウンロードするのに長時間かかる場合がある。

バックアップには3つの種類があります：

• 完全バックアップは、オペレーティングシステム、アプリケーション、およびデータを含み、最も単純な形式のバックアップですが、最も時間がかかり、スペースを大量に消費し、柔軟性が最も低い種類です。
• 差分バックアップは最後のフルバックアップ作成以降に作成された変更のみをバックアップします。差分バックアップはフルバックアップよりも迅速ですが、次回の完全バックアップ作成までバックアップされるデータ量は増加し続けます。
• 増分バックアップは、前回の完全バックアップまたは増分バックアップ以降に変更されたデータのみバックアップします。完全または増分バックアップになります。増分バックアップは完全バックアップや差分バックアップよりもデータ量が少なく、高速です。