2016年3月31日
プレスリリース

アクロニス、World Backup Dayに合わせ データ保護に関する意識調査を実施

-3人に1人がデータ喪失を経験、11%が500ドル以上を支払って失ったデータを取り戻している実態が明らかに。
世帯あたりのデバイス数が増加し、ハードウェアよりもデータが重要に-


次世代データ保護におけるグローバルリーダーであるAcronis®(アクロニス、本社:米国マサチューセッツ州、CEO:セルゲイ ベロウゾフ)は本日、毎年3月31日に世界的に実施されている「World Backup Day」に合わせて、アクロニスにより新たに実施された国際的な調査により、コンピュータ、モバイルデバイス、タブレットなどのデバイスの中の個人データ保護に対する評価や考え方への理解が進んでいることが明らかになったことを発表しました。回答者の半数近くが保護の必要なデバイスを4台以上所持しており、45%が写真や動画データを失うことを最も恐れているという結果でした。セキュリティとプライバシーはデータバックアップの重要な要件となっています。

緊急性を要する個人データの保護

ハードウェアの故障や誤ってデータを削除してしまうなどの従来からの脅威は、データ喪失を恐れる大きな原因ではなくなっています。また、ランサムウェアのようなサイバー脅威(金銭が支払われるまでコンピュータシステムやデータへのアクセスをブロックする悪質なソフトウェア)も個人と企業を脅かす存在として増加しています。FBIと非営利団体National White Collar Crime Centerの提携機関であるInternet Crime Complaint Center (IC3)によると、IC3は、2014年4月から2015年6月の間に、合計1800万ドル以上の損失の報告を受け、992件のCryptoWall(ランサムウェア)に関連する苦情を受けたとしています。CryptoWall関連の攻撃には、バックアップが有効な復旧手段になっています。

Acronisに代わってGoogleが実施したデータ保護についての調査では、一般の人々のデータ保護に関する行動が取り上げられました。調査には、日本を含むアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、オーストラリアの回答者が参加しました。4000人以上の回答者から、次のことがわかりました。

  • データ保護において最も重要なことは、(回答全体の)30%がセキュリティ、36%が使いやすさ、26%がプライバシーと回答
  • 46%の人が自宅に4つ以上のデバイス(コンピュータ、ノートPC、スマートフォン)を所有している
  • (データをバックアップしていると回答した人の内)38%が外付けストレージにバックアップし、30%がクラウドへバックアップしている
  • (データをバックアップしていると回答した人の内)58%が夜間にバックアップを実行しており、27%がテレビを観ながらバックアップを行っている


「データ プロテクター」の新しいカテゴリー

少なくとも4つのデバイスを持つ世帯では、「ファミリー データ プロテクター」と呼ばれるユーザーの新たな動向も注目を集めています。モバイルに取り込まれた写真、ビデオ、音楽ファイルおよびスキャンした家族に関連するドキュメントデータの膨大な増加により、ファミリー データ プロテクターは、家族が即座にこれらの多くのデバイスのデータ喪失に対して備え、守ります。AcronisのCMOであるジョン・ザニ(John Zanni)は、次のように述べています。「多くの人は、ハードウェア障害、ファイル削除、およびランサムウェアによるデータ損失について日常的に意識していません。しかし、一度それらが発生したら、その被害は甚大です。アクロニスの調査結果は、家族のコンピュータやデバイスに保存されているデータの価値に対する認識の増加と、特に、人々が自分のデータのためにどの程度お金を支払うかが明らかになっています。私たちは、World Backup Dayに合わせて調査したこれらの新たな情報により、さらに多くの人がバックアップを実施し、個人情報を保護されることを願っています。」


データ保護をより強固にする3つの簡単なステップ

「ファミリー データ プロテクター」であるユーザーにとっては特に、思い出をデジタルで残し、情報を安全・確実でプライバシーが保護された状態で保存することは重要ですが、これは簡単かつ安価に実現できます。参考例は以下の通りです。

  1. 家族の重要なデータ、ドキュメント、画像、動画は、常にバックアップをとる。
  2. OSを最新バージョンに保つ。セキュリティパッチとソフトウェアアップデートが重要。
  3. 見知らぬ送信元からの疑わしいEメールやリンクには気をつける。フィッシング詐欺やランサムウェアの可能性がある。

Acronis True Image を使えば、個人データを素早く簡単に保護することができます。10分間、3回のクリックで、思い出は永遠に安全になります。World Backup Day特別キャンペーンについての詳細は、Acronisのウェブサイト(個人向け製品はこちら) (法人向け製品こちら) をご覧ください。


ユーザーによるコメント

Spiceworks ITコミュニティメンバーであるEric氏は、次のように述べています。「まさに昨日Cryptoの暗号化からAcronis True Imageに救われました。あるユーザーが午前7時59分にメールの添付ファイルを開いてしまい、『なんだかおかしい』との報告が8時8分に始まりました。それでも早い時間にサーバーとPCを前夜の状態に戻し、いつも通りの一日が過ごせたのです。」

典型的な「ファミリー データ プロテクター」であるRobert Moles氏は、次のように述べています。「私は何事も家族の中心になって進めます。妻は趣味が多く、家族全員の大切な写真を管理しています。私も多数の動画と重要な文書を持っており、すべてをネットワーク上の共有ストレージに保存するため、Acronis True Imageで差分とフルのバックアップを取っています。」



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界中に45の拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications