多くの企業には物理サーバー、仮想マシンまたはその両方が存在し、Microsoft® Exchangeや、SharePoint®、あらゆるベンダーが提供するアプリケーションや、SQLデータベースサーバー上で稼働する社内開発されたアプリケーション等、様々なワークロードが混在しています。これらのワークロードは企業にとって必要不可欠であるとともに、別のハードウェアまたは仮想マシン(VMs)へのマイグレーションが必要になる場合があります。

ご存じのとおり、昨今はワークスタイルに変革が起きており、自宅やカフェ、レンタルオフィスなど様々な場所で働く人が増えています。言い方を変えると、「モバイルワーカー」化が進んでいると言えます。

 

なぜこのような動きになってきたのでしょうか。

 

理由の一つとして挙げられるのがDropboxやBoxなどのコンシューマ向けクラウドサービスの発展です。社員はデータをクラウドに保存し、様々な場所にいる人と共有しながら仕事をすることができます。一方で、企業におけるスマートフォンやタブレット、モバイルノートPCやMacの採用は、前時代的なパーティションで区切られた作業スペースから私たちを解放してくれました。

 

これらの新しいサービスやデバイスは非効率的なプロセスを削減し、生産性を向上に貢献しました。社員はどこからでも社内外にファイルを共有でき、インターネットに繋がってさえいれば最新の状態のファイルに、いつでもどこからでもアクセスでき、ハードウェアの故障時にもデータはオフプレミスに保護されています。

 

パブリッククラウドやモバイルデバイスの仕事への活用はメリットしかないように聞こえますが、ここで注意しなければならないのは、これではIT部門が情報の管理ができなくなり、企業は情報漏えいというリスクに晒されるという点です。データは企業の生命線であり、このワークスタイルの変革は、通常は企業の内部ネットワークに守られているデータを流出させてしまう危険をはらんでいます。

 

モバイルファイル共有ソリューションを導入する際のIT部門の最優先事項は誰がどのファイルにアクセスし、誰に共有しているかを確実に把握し、管理することです。IT部門はセキュリティを担保し、様々な規制に遵守していることを確認する必要があります。データが管理できなくなるということは顧客の資産情報や患者の健康情報または社内の機密情報や重要情報などが開示されかねないということを意味します。

Toy Story 2は実は永遠に失われるかもしれない危機に陥ったことがあるって知っていますか?Toy Story 2リリースの少し前にピクサーはその社史にも残るデータロスの危機に陥り、発表される予定であった映画のソースファイルのほとんどを失ってしまったのです。

最後に第4回目までの重要なポイントをおさらいしましょう:

コンピュータのバックアップは言わずもがな大切なことですが、バックアップを2つ以上取ることもとても大切なことです。例えば、自宅やオフィスにある外付けHDDにバックアップを取ったとします。もしコンピュータが壊れたとしてもバックアップは手元ありますが、火災の際にはコンピュータも外付けHDDも両方失うことになります。

大抵の人はコンピュータのシステムクラッシュやiPhoneが盗まれるなどの経験をして、初めてデータバックアップの大切さを思い知ることになります。「Time MachineやiCloudがあるから大丈夫だよ。」と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。でも実はそのバックアップ、必ずしもすべてを保護していているというわけではないのです。

「コンピュータ上のいくつかのデータが保護されていれば、全部を保護しなくても大丈夫」

なんて思っていませんか?

バックアップには2つの方法があります:

  1. コンピュータに保存されているデータをファイル単位でバックアップする
  2. システムもしくはディスクまるごとのイメージのスナップショットをバックアップする

この2つのバックアップの方法を比較してみましょう

Backing Up the Data!

以前、アクロニスが行ったコンシューマ調査で、大切なのはデータなのか、デバイスなのかを質問しています。大切なのはデバイスよりも大事な家族や友人との写真や動画、音楽や連絡先を含む「データ」であるとの回答が圧倒的に多く見られました。ところが多くの人はこれらのデータのバックアップを取っていないのが現状です。調査結果によると、約40%の人が過去3ヶ月以上バックアップを取っていないと回答をしています。

○✖でお答えください:

ウイルスソフトウェアが入っているので、自分のPCまたはMacはバックアップしなくてもよい

答え:_______

正解:✖