このバックアップ計画では次のテープ オプションを使用すると仮定します。
この例と前の例の違いは 1 つだけです。[常に空きテープを使用する: 各完全バックアップ]オプションのオン/オフの違いです。
下の図は、事実上削除されたバックアップと、GFS バックアップ スキームと指定したテープ オプションとの組み合わせによる年間のテープの使用状況を示しています。緑の四角内の番号は、この年の対応する週の月曜日に作成された増分バックアップをマークしています。
すべてのバックアップを 1 年間保持する必要があると、アーカイブに 28 本のテープが必要になります。
GFS バックアップ スキームでは古いバックアップは自動削除されるので、2 年目の最初の金曜日に、テープには次の図で示すバックアップだけが保持されます。
この図は、この事例に対して GFS 例 2 のテープ ローテーション スキームの方が GFS 例 1 より適切であることを示しています。この分析事例での GFS 例 2 のテープ ローテーション スキームには次の長所があります。