保存先の二重化

第一のバックアップ保存先がローカル フォルダまたは Acronis Secure Zoneで、第二のバックアップ保存先が別のローカル フォルダまたはネットワーク共有である場合、このオプションは Windows と Linux オペレーティング システムの両方で有効です。管理対象の格納域と FTP サーバーは、第二のバックアップ保存先としてサポートされません。

デフォルトの設定 - オフ

保存先の二重化を有効にすると、エージェントはローカルに作成されたそれぞれのバックアップを、ネットワーク共有などの第二のバックアップ保存先に自動的にコピーします。第一のバックアップ保存先へのバックアップが完了すると、エージェントは更新されたアーカイブの内容を第二のアーカイブの内容と比較し、第二のバックアップ保存先にすべての新規バックアップと抜けているバックアップをコピーします。

このオプションを使用すると、中間的な場所として内部ドライブに高速にコンピュータ バックアップを行い、そのバックアップをネットワークに保存することができます。これは、ネットワークが低速であるか、ビジーである場合、およびバックアップ処理に時間がかかる場合に役立ちます。リモートの場所に直接バックアップを作成する場合と異なり、コピーを転送しているときにネットワーク接続が切断してもバックアップ処理に影響しません。

その他の利点

第一のバックアップ保存先としてパスワードで保護された Acronis Secure Zoneを選択する場合は、第二のバックアップ保存先のアーカイブはパスワードで保護されないことに注意してください。

保存先を二重化する手順は、次のとおりです。

  1. [保存先を二重化する]チェックボックスをオンにします。
  2. 第二のバックアップ保存先を選択するか、バックアップ保存先のフルパスを手動で入力します。
  3. [OK]をクリックします。

第二のバックアップ保存先のログイン情報を入力する必要がある場合もあります。入力を求められたら、ログイン情報を入力します。