アーカイブを保存する場所を指定し、新しいバックアップ アーカイブの名前を定義します。
1. アーカイブの保存先の選択
コンピュータのアーカイブを保存する場所を選択します。
FTP 仕様の原文に記載されているように、FTP サーバーにアクセスするのに必要なログイン情報は、ネットワーク上をテキスト形式で転送されます。 このことは、ユーザー名とパスワードが、パケット スニファを使用した盗聴者によって傍受される可能性があることを意味します。
フォルダのフル パスを [パス] フィールドに入力します。 このパスは、ポリシーを適用する各コンピュータに作成されます。
Acronis Secure Zoneは、ポリシーを適用する各コンピュータに作成する必要があります。 Acronis Secure Zoneの作成方法については、「Acronis Secure Zoneの作成」を参照してください。
2. アーカイブの名前付け
各コンピュータのデータは、個別のアーカイブにバックアップされます。 アーカイブの名前を指定します。
新しいアーカイブに対して共通の名前が生成され、[名前] フィールドに表示されます。 この名前は、<ポリシー名>_<コンピュータ名>_Archive1 のようになります。 自動的に生成された名前が不適切なときは、別の名前を付けてください。
[すべてのコンピュータのアーカイブを 1 つの場所に保存する] を選択した場合は、保存先で固有のアーカイブ名を指定するために変数を使用する必要があります。
この結果、[名前] フィールドには、[<コンピュータ名>]_[<ポリシー名>]_Archive1 というルールが表示されます。
たとえば、SYSTEM_BACKUP という名前のバックアップ ポリシーを 3 台のコンピュータ(FINDEPT1、FINDEPT2、FINDEPT3)に適用すると、ロケーションに次の 3 つのアーカイブが作成されます。
FINDEPT1_SYSTEM_BACKUP_Archive1
FINDEPT2_SYSTEM_BACKUP_Archive1
FINDEPT3_SYSTEM_BACKUP_Archive1
名前は「ArchiveN」のように表示されます(「N」は連番)。 保存先にアーカイブ Archive1 が既に保存されていることが検出されると、自動的に Archive2 という名前が表示されます。