ストレージ ノードによって管理される格納域は、別のストレージ ノードに接続することができます。ストレージ ノードのハードウェアを取り外す場合、ストレージ ノードが失われた場合、またはストレージ ノード間の負荷分散を行う場合に、これを行う必要がある場合があります。この結果、最初のノードが格納域の管理を停止します。2 番目のノードは、格納域内のアーカイブをスキャンし、格納域に対応するデータベースを作成して書き込み、格納域の管理を開始します。
管理対象の格納域を削除する際に、格納域に含まれているアーカイブを保持することができます。このような削除の結果生じた場所も、同じストレージ ノードまたは別のストレージ ノードに接続することができます。
個人用格納域または管理対象外の集中管理用格納域は接続できません。
管理対象の格納域をストレージ ノードに接続する手順は、次のとおりです。
格納域
[ストレージ ノード]
格納域を管理する Acronis Backup & Recovery 10 ストレージ ノードを選択します。
[パス]
アーカイブが保存されている場所のパスを指定します。
[データベースのパス]
格納域専用のデータベースの作成先となる、ストレージ サーバー上のローカル フォルダを指定します。このデータベースには、アーカイブをカタログ化し、重複除外を実行するために必要となるメタデータが保存されます。
[パスワード]
暗号化された格納域の場合は、暗号化パスワードを指定します。
すべての必要な手順を実行したら、[OK]をクリックして、格納域の接続を実行します。この手順は、ストレージ ノードがアーカイブをスキャンし、データベースにメタデータを書き込み、格納域が当初から重複除外されていた場合にアーカイブを重複除外する必要があるため、かなり長い間続く場合があります。