ハードウェア

テープ ライブラリ(自動ライブラリ)は、次の機構を備えた大容量ストレージ デバイスです。

テープごとに、次の内容の特別なラベルをカートリッジの側面に貼る場合があります。

これらのラベルは、テープ ライブラリ内または特にサイト外のストレージにあるテープの識別に使用します。

テープ ライブラリ内のすべてのカートリッジにバーコードが付いていると、ライブラリはソフトウェアによってすぐに自動管理できます。

テープ ライブラリは、大容量のデータ ストレージにとってコスト効率のよいソリューションです。そのうえ、データ セキュリティ強化のためにカートリッジをサイト外に保管できるので、テープはアーカイブに最適です。ただし、データが少量の場合でも、テープ ライブラリからの読み取りは他の種類のデータ ストレージからの読み取りより大幅に時間がかかります(数秒から数分)。テープの最適な使用方法は、「読み書き要求をより少なく、データ量をより大きくする」ことです。したがって、大量のデータの規則正しいアクセスの方が、少量のデータのランダム アクセスよりテープ ライブラリに適しています。