Acronis サービスの権限

Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows、Acronis Backup & Recovery 10 管理サーバー、および Acronis Backup & Recovery 10 ストレージ ノードの各コンポーネントは、サービスとして実行されます。 コンポーネントのインストール時に、コンポーネントのサービスを実行するアカウントを指定する必要があります。

サービスごとに、専用のユーザー アカウントを作成するか(ほとんどの場合にお勧めします)、ローカル ユーザーまたはドメイン ユーザーの既存のアカウント(たとえば、\LocalUser または DomainName\DomainUser)を指定することができます。

サービス専用のユーザー アカウントの作成を選択すると、次のアカウントが作成されます。

新しく作成されたアカウントには、次の権限が付与されます。

対応するサービスに指定した既存のアカウントに、上記のユーザー権限がセットアップ プログラムによって割り当てられます。

エージェント サービスまたはストレージ ノード サービスに既存のユーザー アカウントを指定する場合は、インストールを続行する前に、このアカウントが Backup Operators グループのメンバであることを確認してください。

管理サーバー サービスに既存のユーザー アカウントを指定する場合は、このアカウントは Acronis Centralized Admins グループに自動的に追加されます。

コンピュータが Active Directory ドメインの一部である場合は、ここで説明した既存のアカウントまたは新規に作成されたアカウントへの上記のユーザー権限の付与がドメインのセキュリティ ポリシーによって妨げられないようにしてください。

重要: インストール後は、コンポーネントのサービスに対して異なるユーザーアカウントを指定しないでください。コンポーネントが動作を停止する可能性があります。

また、新しく作成したユーザー アカウントには、レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis(Acronis レジストリ キーと呼ばれます)に対する、値のクエリー値の設定サブキーの作成サブキーの列挙通知削除、および読み取り制御のアクセス権限が付与されています。

さらに、システム アカウントで実行する 2 つの Acronis サービスがあります。