格納域のエクスポートと複数のアーカイブのインポート

管理対象の格納域に保存されているすべてのアーカイブをエクスポートする場合や、フォルダのアーカイブをすべて管理対象の格納域にインポートする場合は、Acronis Backup & Recovery 10 ストレージ ノードと共に提供されているスクリプトを使用できます。

これらのスクリプトは、ストレージ ノードがインストールされたフォルダ内にあります。デフォルトでは、C:\Program Files\Acronis\StorageNode です。

パスワード保護されたアーカイブは、エクスポート時やインポート時にはスキップされます。

管理対象の格納域にあるすべてのアーカイブをフォルダにエクスポートする手順は、次のとおりです。

  1. スクリプトがあるフォルダに移動します。
  2. アーカイブのエクスポート元となる格納域と、それらのエクスポート先となるローカル フォルダまたはネットワーク フォルダを指定して、次のように VaultExport.js スクリプトを実行します。

    cscript.exe VaultExport.js /source_vault:"bsp://My Node/My Vault" /target_vault:"C:\Archives"

フォルダにあるすべてのアーカイブを管理対象の格納域にインポートする手順は、次のとおりです。

  1. スクリプトがあるフォルダに移動します。
  2. アーカイブのインポート元となるローカル フォルダまたはネットワーク フォルダと、それらのインポート先となる管理対象の格納域を指定して、次のように VaultImport.js スクリプトを実行します。

    cscript.exe VaultImport.js /source_folder:"C:\Archives" /target_vault:"bsp://My Node/My Vault"

スクリプトのオプション

VaultExport.js スクリプトには、source_vaultsource_credentialstarget_vault、および target_credentials のオプションがあります。

VaultImport.js スクリプトには、source_foldersource_credentialstarget_vault、および target_credentials のオプションがあります。

どちらのスクリプトの場合も、これらのオプションはそれぞれ、StorageNodeCmd ユーティリティの vaultcredentialstarget_vault、および target_credentials オプションと同じです。