管理対象のコンピュータでバックアップするデータの種類を選択します。使用可能なデータの種類の一覧は、コンピュータで実行しているエージェントによって異なります。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows(またはエージェント for Linux)がインストールされている場合に使用できます。
特定のファイルとフォルダをバックアップするには、このオプションを選択します。
すべての設定およびアプリケーションとともにオペレーティング システムを復元するつもりはないが、現在のプロジェクトなどの特定のデータだけを保護する予定の場合は、ファイルのバックアップを選択します。これによりアーカイブ サイズが減少するので、ストレージ領域を節約できます。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows(またはエージェント for Linux)がインストールされている場合に使用できます。
ディスクまたはボリュームをバックアップするには、このオプションを選択します。 ディスクまたはボリュームをバックアップするには、Administrator または Backup Operator の権限が必要です。
ディスクおよびボリュームをバックアップすると、重大なデータ損傷やハードウェア障害が発生した場合にシステム全体を復元できます。 バックアップ手順はファイルのコピーよりも高速で、大量のデータをバックアップする場合にバックアップ処理を大幅に高速化できます。
Linux ユーザー向けの注意: ボリュームのバックアップを開始する前に、ext2 ファイル システムなどの非ジャーナリング ファイル システムを含むすべてのボリュームをマウント解除しておくことをお勧めします。 マウント解除しないと、復元時に破損したファイルが含まれる可能性があり、サイズ変更を伴うこれらのボリュームの復元が失敗することがあります。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Hyper-V (またはエージェント for ESX/ESXi)がインストールされている場合に使用できます。
仮想サーバー上に存在する 1 つまたは複数の仮想コンピュータをバックアップするには、このオプションを選択します。
仮想コンピュータをバックアップすると、コンピュータのすべてのディスクとコンピュータ構成がバックアップされます。このソースの種類では、複数のコンピュータをバックアップできます。これは、負荷を統合した場合などのように、仮想ディスク サイズに関しては小規模だが多数のレガシー サーバーが存在するような状況で役立ちます。コンピュータごとに別個のアーカイブが作成されます。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Hyper-V (またはエージェント for ESX/ESXi)がインストールされている場合に使用できます。
仮想サーバー上に存在する仮想コンピュータ内の個別のディスクまたはボリュームをバックアップするには、このオプションを選択します。
このソースの種類では、コンピュータを選択してから、バックアップするディスクやボリュームを選択します。これは、オペレーティング システムやデータベース サーバーなどのアプリケーションが仮想ディスクで実行されているが、データベースなどのデータは同じコンピュータに追加された大容量の物理ディスクに保存されている状況で役立ちます。仮想ディスクと物理ストレージに対して異なるバックアップ方針を使用できます。