アーカイブ

アーカイブの保存場所と名前を指定します。

1. 保存先の選択

保存先の完全なパスを[パス]フィールドに入力するか、フォルダ ツリーから保存先を選択します。

2. アーカイブ テーブルの使用

正しい保存先を選択できるように、選択した各場所に含まれているアーカイブの名前がテーブルに表示されます。アーカイブの保存場所の内容を確認しているとき、別のユーザーまたはスケジュール設定された処理によって、アーカイブが追加、削除、または変更されることがあります。[更新]を使用すれば、アーカイブの一覧を更新できます。

3. 新しいアーカイブの名前付け

アーカイブの保存先を選択すると、プログラムにより新しいアーカイブの名前が生成され、[名前]フィールドに表示されます。この名前は通常、「Archive(1)」のようになります。生成された名前は、選択した場所内で一意です。自動的に生成された名前をそのまま使用する場合は、[OK]をクリックします。別の名前を使用する場合は、一意の名前を入力し、[OK]をクリックします。

自動的に生成された名前が「[仮想サーバーの種類][仮想コンピュータ名]」などの場合は、名前に変数が含まれていることを表しています。仮想コンピュータをバックアップするように選択した場合などにこのようになります。[仮想サーバーの種類]は、仮想サーバーの種類(ESX、Hyper-V など)を表しています。[仮想コンピュータ名]は、仮想コンピュータ名を表しています。名前にサフィックスを付加することはできますが、変数を削除することはできません。これは、各仮想コンピュータは一意の名前をつけた別のアーカイブにバックアップする必要があるためです。

既存のアーカイブへのバックアップ

既存のアーカイブにバックアップするバックアップ計画を設定できます。これを行うには、アーカイブ テーブルでアーカイブを選択するか、アーカイブ名を[名前]フィールドに入力します。アーカイブがパスワードで保護されている場合、パスワードの入力を求めるポップアップウィンドウが表示されます。

既存のアーカイブを選択すると、そのアーカイブを使用する別のバックアップ計画の領域に影響を与えることになります。別の計画が中止されている場合は、このことは問題にはなりませんが、通常は「1 つのバックアップ計画に対して 1 つのアーカイブを使用する」というルールに従う必要があります。このルールに従わなくてもプログラムは機能しますが、いくつかの特別な場合を除き、実用的または効率的ではありません。

2 つ以上の計画を同じアーカイブにバックアップすべきではない理由