仮想コンピュータへのアクセス

{--vmid=<virtual machine ID>|--vmname=<virtual machine name>|--vmconfig=<パス>}

仮想コンピュータにアクセスする方法

エージェント for ESX(i) またはエージェント for Hyper-V が管理サーバーに登録されている場合は、次のように、仮想ホストを指定せずに管理サーバーから直接仮想コンピュータにアクセスすることができます。

--host=<ams ホスト名> --credentials=<ユーザー名>,<password> --service=ams --vmname=<仮想コンピュータ名>

エージェント for ESX(i) またはエージェント for Hyper-V が管理サーバーに登録されていない場合は、次のようにエージェントを実行している仮想アプライアンスまたは Windows ホストを指定します。

--host=<エージェントのホスト名> --credentials=<ユーザー名>,<パスワード> --vmname=<仮想コンピュータ名>

エージェントを実行している仮想アプライアンスまたは Windows ホストから操作する場合は、--vmname または --vmid 以外のアクセス パラメータを指定する必要はありません。

vmid

--vmid=<virtual machine ID>

仮想化ソフトウェアによって割り当てられる仮想コンピュータの一意の ID です。仮想コンピュータの ID を調べるには、 list vms コマンドを使用します。

backup vm コマンドを使用する際、このパラメータの値を複数指定することができます。

vmname

--vmname=<virtual machine name>

仮想コンピュータ名です。このパラメータは大文字/小文字が区別されます。Acronis エージェントによって、同じ名前の複数の仮想コンピュータが検出されるとエラーが発生します(クラスタ化された Hyper-V 仮想コンピュータには該当しません)。この場合、--vmid または --vmconfig パラメータを使用します。

backup vm コマンドを使用する際、このパラメータの値を複数指定することができます。

vmconfig

--vmconfig=<パス>

ESX(i) サーバー上の仮想コンピュータ構成ファイルのパスです(.vmx ファイルのパス)。このパラメータを Hyper-V サーバーに対して使用することはできません。形式は次のとおりです。

[<storage>] <folder>/…/<フォルダ N>/<VMX ファイル名>

--vmconfig="[Local_storage_2] Windows 2008 R2 Dev/Windows 2008 R2 Dev.vmx"

backup vm コマンドを使用する際、このパラメータの値を複数指定することができます。