この例では、バックアップするコンピュータに対して、オンライン バックアップのサブスクリプションが有効になっていることが前提です。
次のシナリオでは、バックアップするデータの量が比較的小さいサイズであることが前提です。 サイズが大きいバックアップの場合は、このセクションの後半で「オンライン ストレージへの大量のデータのレプリケート」を参照してください。
次のようなシナリオについて考えてみます。
このシナリオでは、適切なバックアップ スキームでバックアップ計画を作成します。 バックアップ計画を作成する際、[ロケーション] フィールドで、ローカル フォルダを指定します。 [新しく作成されたバックアップを別のロケーションにレプリケートする] チェック ボックスをオンにしてから、[2 番目のロケーション] フィールドで、オンライン ストレージを指定します。
[バックアップ オプション] で、[レプリケーション/クリーンアップの無効期間] を表示し、業務時間を指定します(たとえば、月曜日から金曜日の 8:00~17:00 など)。
結果:
注意: オンライン ストレージでは、元のロケーションで保存されている種類にかかわらず、アーカイブの 2 回目以降のバックアップは常に増分になります。 したがって、オンライン バックアップ サブスクリプションのために、記憶域スペースが効率的に使用されます。
オンライン ストレージへの大量のデータのレプリケート
100 GB 以上のデータをバックアップする予定の場合、最初のバックアップの作成の際、物理ハード ドライブを使ってオンライン ストレージに送付することをお勧めします。 このオプションは、オンライン バックアップ サブスクリプションとは別に購入できる初期シード サービスで提供されます。
地域によっては初期シード サービスが使用できないことがあります。詳細については、こちらをクリックしてください。 他の管理ビュー([ダッシュボード]、[エージェントがインストールされているコンピュータ]、[バックアップの計画およびタスク])で項目を選択している場合、問題の項目のログ エントリが既に入力されている [ログ] ビューを開くことができます。したがって、ログ テーブルのフィルタを自分で設定する必要はありません。
表示 |
アクション |
ダッシュボード |
[作業履歴] セクションで、縦棒グラフの特定の日を右クリックしてコンテキスト メニューを表示して、選択した日の [ログ] ビューに移動することができます。指定した日付でフィルタ処理されたログ エントリが既に入力されている [ログ] ビューが表示されます。 |
エージェントがインストールされているコンピュータ |
1 つのコンピュータまたはコンピュータのグループを選択して、[ログ] をクリックします。[ログ] ビューに、選択したコンピュータまたはグループに関連するログ エントリの一覧が表示されます。 |
バックアップの計画およびタスク |
バックアップ計画またはタスクを選択して、[ログ] をクリックします。[ログ] ビューに、選択したバックアップ計画またはタスクに関連するログ エントリの一覧が表示されます。 |
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それ以降のバックアップでは、元のデータへの変更のみがオンライン ストレージに送信され、ネットワーク トラフィックには大きな影響が出ないようになります。
このシナリオでは、初期シード スキームを使用したバックアップ計画を作成します。 バックアップ計画を作成する際、[ロケーション] フィールドで、ローカル フォルダを指定します。 この指定では、送信するハード ドライブ上のフォルダを指定できます。 詳細については、「初期シードの実行方法」を参照してください。
ハード ドライブを送信した後で、注文ステータスが [データ アップロードが完了しました] になったら、バックアップ計画を編集します。 バックアップ スキーム、転送先、レプリケーションの設定を、このセクションで前述した設定に変更します。
アップデートされたバックアップ計画では、バックアップが作成され、業務時間外にオンライン ストレージにレプリケートされます。