災害復旧計画(DRP)

このオプションは、Windows および Linux で有効ですが、ブータブル メディアには適用されません。

このオプションは、ファイル レベルのバックアップでは有効ではありません。

災害復旧計画(DRP)には、バックアップされるデータ アイテムおよびバックアップからそれらのアイテムを復元する処理をユーザーに示す詳細な指示が含まれています。

DRP はバックアップ計画により実行されたバックアップのうち最初に成功したバックアップの後に作成されます。[災害復旧計画を送信する] オプションが有効である場合、DRP は指定されたリストのユーザーに電子メールで送信されます。[DRP をファイルとして保存] オプションが有効である場合、DRP は指定された場所にファイルとして保存されます。次の場合、DRP は再作成されます。

複数のコンピュータがバックアップ計画で保護されている場合、コンピュータごとに個別の DRP が作成されます。DRP の保存先として、ローカル フォルダ(管理対象のコンピュータに直接接続している場合)、ネットワーク フォルダ、FTP または SFTP サーバーを指定できます。

DRP およびバックアップ後に実行するコマンド

バックアップ計画内にあるバックアップ後に実行するコマンドがバックアップを元のロケーションからコピーまたは移動する場合、DRP は自動的に変更されないことに注意してください。DRP は、バックアップ計画で指定されたロケーションのみを示します。

DRP テンプレートへの情報の追加

XML および HTML に関する詳しい知識がある場合は、DRP テンプレートに情報を追加することができます。DRP テンプレートのデフォルトのパスは次のとおりです。

DRP の送信を設定するには

  1. [災害復旧計画を送信する] チェック ボックスをオンにします。
  2. [電子メール アドレス] フィールドに電子メール アドレスを入力します。複数の電子メール アドレスをセミコロンで区切って入力することもできます。
  3. (オプション)必要に応じて、[件名] フィールドのデフォルト値を変更します。

    複数のコンピュータを 1 つの集中管理用バックアップ計画でバックアップし、各コンピュータのユーザーには、そのコンピュータに限定された個別の DRP 電子メールを送信する場合:

    1. 電子メールの件名に特定のコンピュータの名前を表示するには、%MachineName% 変数を使用します。
    2. [件名] フィールドを使用して、電子メールのフィルタリングや転送を実行するように、メール サーバーまたはクライアントを設定します。
  4. SMTP サーバーにアクセスするためのパラメータを入力します。詳細については、「電子メールによる通知」を参照してください。
  5. (オプション)[テスト メールを送信中] をクリックし、設定が正しいかどうかを確認します。

DRP をファイルで保存できるように設定するには

  1. [DRP をファイルとして保存] チェック ボックスをオンにします。
  2. [参照] をクリックして、DRP ファイルの場所を指定します。