エクスポート処理が実行されると、バックアップ計画の完全な設定が格納されたファイルが作成されます。そのファイルを別のコンピュータにインポートして、エクスポートされたバックアップ計画を再使用することができます。
集中管理されたバックアップ計画は、管理サーバーからエクスポートして、管理サーバーにのみインポートできます。
計画は、インポート時またはインポート後に Acronis Backup & Recovery 11.5 グラフィカル ユーザー インターフェイスで編集することができます。バックアップ計画は .xml ファイルにエクスポートされるので、テキスト エディタでバックアップ計画のエクスポート ファイルを編集することができます。パスワードは、エクスポート ファイル内で暗号化されます。
使用例
エージェントを再インストールする前にバックアップ計画をエクスポートし、再インストール後にインポートします。
セキュリティ上の制限などにより、Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーを使用できない環境があります。それにもかかわらず、複数のコンピュータ上で同一のバックアップ計画を使用する必要があります。これらのコンピュータの 1 つからこの計画をエクスポートし、他のコンピュータにその計画をファイルとして配置します。
ログイン情報の調整
別のコンピュータに対してもインポートするバックアップ計画をエクスポートする前に、その計画を実行するユーザー アカウントを確認してください([編集] > [計画のパラメータ] > [タスクのログイン情報、 コメント、ラベルの表示] > [計画のログイン情報])。
[計画のログイン情報] の値が [Acronis サービスのログイン情報を使用する] または [次のユーザーとして実行: ….(現在のユーザー)] であれば、計画は異なるコンピュータ上でも正常に実行されます。[計画のログイン情報] パラメータに特定のユーザー アカウントが含まれている場合、計画は、そのコンピュータ上に同じアカウントが存在する場合のみ開始されます。そのため、次の手順のいずれかを実行する必要が生じる場合があります。
実行する手順
バックアップ計画をエクスポートするには
バックアップ計画をインポートするには