手順 3: 仮想アプライアンスの設定
  1. 仮想アプライアンスの起動

    vSphere クライアントで、[インベントリ] を表示し、仮想アプライアンスの名前を右クリックしてから、[パワー] > [パワー オン] をクリックします。

    [コンソール]タブをクリックします。仮想アプライアンスの Welcome 画面に次の操作の指示が表示されます。[Close]をクリックします。この画面には、仮想アプライアンス GUI でヘルプ ボタンをクリックするといつでもアクセスできます。

    Acronis Backup & Recovery 11.5 エージェント for VMware vSphere ESX(i) の画面が表示されます。ここで、エージェントの構成を続けます。

  2. タイム ゾーン

    [仮想コンピュータ]の下の[タイム ゾーン][変更]をクリックし、管理コンソールがインストールされている場所のタイム ゾーンを選択します。

    ESX(i) サーバーは常に、GMT タイム ゾーンで動作します。仮想アプライアンスは ESX サーバーにインポートされるときに、ESX サーバーの GMT タイム ゾーンを継承します。コンソールが別のタイム ゾーンで動作している場合、コンソールを使用してスケジュールしたタスクが適切な時刻に実行されるように、仮想アプライアンスをコンソールと同期させる必要があります。

  3. vCenter/ESX(i)

    [エージェント オプション] の下の [vCenter/ESX(i)] で、[変更] をクリックして、vCenter サーバー名または IP アドレスを指定します。エージェントが、vCenter サーバーによって管理されるすべての仮想コンピュータをバックアップおよび復元できるようになります。

    vCenter サーバーを使用していない場合、仮想コンピュータをバックアップおよび復元したい ESX(i) ホストの名前または IP アドレスを指定します。通常、エージェントが、自分のホストに存在する仮想コンピュータをバックアップする場合、そのバックアップは速くなります。

    エージェントが vCenter サーバーまたは ESX(i) への接続に使用するログイン情報を指定します。アカウントには vCenter サーバーまたは ESX(i) でのバックアップおよび復元に必要な権限を割り当てることをお勧めします。[接続の確認]をクリックすると、このログイン情報が正しいかどうかを確認できます。

これで仮想アプライアンスを動作させる準備が整いました。さらに、次の設定を変更することができます。