手順 4: 管理サーバーへの仮想アプライアンスの追加

ホストから仮想コンピュータをバックアップできるようにするためのコンポーネントの最小構成には、管理コンソール、ライセンス サーバー、およびエージェントが含まれます。この構成では、コンソールとエージェントの直接接続を使用して、仮想コンピュータをバックアップおよび復元できます。

ただし、アクロニスは、ESX(i) ホストが 1 つしかなくても、Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーをインストールおよび使用することを強くお勧めします。管理サーバーを使用すれば、エージェントを簡単に配置およびアップデートでき、仮想コンピュータのバックアップを設定および監視できます。パフォーマンスを向上させるために、複数のエージェントが同じホストを管理するように設定すると、管理サーバーによって、それらのエージェントに仮想コンピュータが自動的に分散されます。これは、各エージェントの負荷を均等にして、2 つのエージェントが 1 つの仮想コンピュータを同時にバックアップしようとした場合に発生する可能性があるスナップショットの競合を避けるうえで必要です。

管理サーバーを使用する場合は、管理サーバー上で仮想アプライアンスを登録します。

仮想アプライアンスを管理サーバーに追加する手順は、次のとおりです。

  1. Acronis Backup & Recovery 11.5 管理コンソールを起動します。
  2. 仮想アプライアンス コンソールに表示される IP アドレスを使用し、管理コンソールを仮想アプライアンスに接続します。
  3. トップ メニューから [オプション] > [コンピュータ オプション] > [コンピュータの管理] を選択します。
  4. [集中管理] を選択し、管理サーバーの IP アドレスまたは名前を指定します。[OK] をクリックします。
  5. 管理サーバーの管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。[OK] をクリックします。

または、アプライアンスをサーバー側の管理サーバーに追加することもできます。