エージェント for Hyper-V により、仮想コンピュータにエージェントをインストールしなくても、Hyper-V ホストから仮想コンピュータのバックアップおよび復元を行うことができます。
準備
ライセンス:十分な数の Virtual Edition のライセンスがあることを確認します。Hyper-V ホストごとにライセンスが 1 つ必要です。Hyper-V クラスタ(フェイルオーバー クラスタとも呼ばれます)を使用している場合は、クラスタのノードごとにライセンスを取得することをお勧めします。試用モードで製品を使用する場合、ライセンスは不要です。
管理サーバー:Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーをインストールしてライセンスをインポートすることをお勧めします。Hyper-V クラスタを使用している場合は、管理サーバーをインストールすることで、実行されているノードに関係なくクラスタ化された仮想コンピュータをバックアップできるようにます。
インストール
Hyper-V ホストにエージェントをインストールします。Hyper-V クラスタ内で、クラスタの各ノードにエージェントをインストールします。
Acronis Managed Machine Service(エージェント)のアカウント情報の入力を要求されたら、Hyper-V クラスタのすべてのノードに対する管理者権限のあるドメイン ユーザーのアカウントを指定します。このアカウントを使用して、エージェントはどのノードの仮想コンピュータにもアクセスできるようになります。また、このエージェントに新しいアカウントを作成することもできます。その後、集中管理用バックアップ計画または復元タスクを作成するときに、必要な権限を持つドメイン アカウントに対する資格情報を指定する必要があります。
管理サーバーをインストールした場合は、インストール中に管理サーバーへのエージェントの登録を選択します。