このセクションでは、Red Hat Enterprise Linux を実行しているコンピュータに、Acronis Backup & Recovery 11.5 エージェント for Linux および管理コンソールをインストールする方法について説明します。
準備
エージェント for Linux をインストールするは、コンピュータに gcc、make、および kernel-devel の Linux パッケージが必要になります。Acronis Backup & Recovery 11.5 のインストール プログラムは、Red Hat のサブスクリプションを使用して、自動的にファイルをダウンロードしてインストールします。
次の場合、パッケージを手動でインストールする必要があります。
パッケージを手動でインストールするには、ルート ユーザーとして次のコマンドを実行します。
rpm -ivh PACKAGE_FILE1 PACKAGE_FILE2 PACKAGE_FILE3
kernel-devel バージョンが kernel バージョンと同じであることを確認します。gcc バージョンがカーネルをコンパイルしたバージョンと同じであることを確認します。
32 ビット オペレーティング システムのインストール
32 ビット オペレーティング システムにエージェント for Linux と管理コンソールをインストールするには、インストール ファイルがあるディレクトリに移動して、次のコマンドを実行します。
chmod 755 ABR11*
./ABR11.5AL_<ロケール>.i686 -a -l <プロダクト キー>
./ABR11.5MCL_<ロケール>.i686 -a
64 ビット オペレーティング システムのインストール
64 ビット オペレーティング システムにエージェント for Linux と管理コンソールをインストールするには、インストール ファイルがあるディレクトリに移動して、次のコマンドを実行します。
chmod 755 ABR11*
./ABR11.5AL64_<ロケール>.x86_64 -a -l <プロダクト キー>
./ABR11.5MCL64_<ロケール>.x86_64 -a