たとえば、ダイナミック ディスクをサポートしないコンピュータ上で OS の使用を開始する場合などのため、ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに戻す必要がある場合があります。
ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに変換する必要がある場合の手順は、次のとおりです。
選択したディスクをダイナミックからベーシックに変換した場合に、システム上で発生する変化に関する説明が表示されます。たとえば、このような変換によってシステムがディスクにアクセスできなくなると、オペレーティング システムがこのような変換後にはディスクの読み込みを停止します。また、ベーシックに変換するディスクにダイナミック ディスクでのみサポートされているタイプのボリューム(シンプル ボリューム以外のすべてのボリューム タイプ)が含まれている場合は、変換に起因するデータへの損傷の可能性があることについて、ここで警告が表示されます。
この操作は、スパン、ストライプ、または RAID-5 のボリュームを含むダイナミック ディスクには使用できないことに注意してください。
変換後、ディスク領域の最後の 8MB は、将来、ベーシック ディスクからダイナミック ディスクに変換するために予約されます。
場合によっては、使用可能な未割り当て領域と、提示された最大ボリューム サイズが異なることがあります(たとえば、一方のミラーのサイズにより他方のミラーのサイズが決まる場合や、ディスク領域の最後の 8MB がベーシック ディスクからダイナミック ディスクへの将来の変換用に予約されている場合など)。
システム ディスク変換
Acronis Disk Director Lite では、次の場合、ダイナミック ディスクからベーシック ディスクへの変換後にオペレーティング システムを再起動する必要はありません。
システム ボリュームを構成するディスクをダイナミック ディスクからベーシック ディスクに変換するには一定の時間がかかります。不注意によるコンピュータの電源オフ、誤ってリセット ボタンを押した場合などにより処理中に停電した場合、起動できなくなる可能性があります。
Windows のディスクの管理とは異なり、このプログラムでは次のことが保証されます。