保留中の操作

手動モードまたはウィザードを使用してユーザーが準備したすべての操作は、ユーザーが特定のコマンドを発行して変更を確定するまでは保留中と見なされます。そのときまで、Acronis Disk Director Lite は、ディスクおよびボリュームで実行するように計画された操作で作成される新しいボリューム構造だけを示します。この方法によって、すべての計画された操作を制御できます。目的の変更を再確認したり、必要に応じて実行前に操作を取り消したりすることができます。

ディスクで予定外の変更を実行しないようにするため、最初にすべての保留中の操作の一覧が表示されます。

[ディスク管理] ビューには、保留中の操作を対象として [元に戻す][やり直す][コミット] 操作を開始するためのアイコンを含むツールバーがあります。これらの操作は、コンソールの [ディスク管理] メニューからも開始できます。

計画されたすべての操作は、保留中の操作の一覧に追加されます。

[元に戻す] 操作を使用して、一覧内の最後の操作を元に戻すことができます。この操作は、一覧が空でない場合に利用できます。

[やり直す] 操作を使用すると、元に戻した最後の保留中の操作を復帰できます。

[コミット] 操作を使用すると、[保留中の操作] ウィンドウに移動して、保留中の操作の一覧を表示することができます。[実行] をクリックすると、タスクの実行が開始されます。[実行] 操作を選択した後で、操作を元に戻すことはできません。[キャンセル] をクリックして、コミットをキャンセルすることもできます。この場合、保留中の操作の一覧に対する変更は行われません。

保留中の操作をコミットせずに Acronis Disk Director Lite を終了すると、これらの操作は事実上取り消されます。そのため、保留中の操作をコミットせずに [ディスクの管理] を終了しようとすると、警告が表示されます。