バックアップされたデータベースは、アーカイブから復元先に仮想的にマウントされます。ファイル システムと Exchange Server では、この仮想データベースは物理データベースとして扱われます。
仮想データベースが Exchange Server にマウントされ、トランザクション ログがデータベースに適用されます。Exchange Server が操作可能になり、サービスをいつでも使用できるようになります。ユーザーは、電子メールの送受信、メールボックス、連絡先、予定表、および電子メールの操作を、復元が完了していない場合でも実行することができます。
Acronis Active Restore ドライバは、Exchange ユーザー クエリをインターセプトし、要求された処理に必要な Exchange アイテムの復元に最高の優先度を設定します。このオンザフライの復元中、データベース復元処理はバックグラウンドに移されて続行されます。
物理データベースのバックグラウンドでの復元は、選択したデータベースがすべて復元されるまで継続されます。復元が完了すると、仮想データベースはマウント解除され、1 分以内に物理データベースが Exchange Server にマウントされます。