--process_priority={low|normal|high}
システムで実行されるバックアップまたはベリファイ処理の優先度。ベリファイ コマンドでは、バックアップ先が管理対象の格納域の場合、このパラメータは無視されます。
このパラメータによって、その処理に割り当てられる CPU やシステムのリソース量が決まります。優先度を下げると、他のアプリケーションのためのリソースを増やすことができます。優先度を上げると、バックアップ アプリケーションに割り当てる CPU などのリソースを増やすようにオペレーティング システムに要求することで、バックアップまたはベリファイの処理速度が上がる場合があります。ただし、その効果は、全体的な CPU の使用率およびディスク入出力速度、ネットワーク トラフィックなどのその他の要素に依存します。
次の値を指定できます。
バックアップまたはベリファイ処理が占有するリソースを最小限にし、より多くのリソースをコンピュータ上で動作する他のプロセスのために残すには、この値を使用します。
通常の速度でバックアップまたはベリファイ処理を実行し、他のプロセスと同等のリソースを割り当てるには、この値を使用します。
他のプロセスからリソースを取り上げることによって、バックアップまたはベリファイの処理速度を最大にするには、この値を使用します。