Acronis Backup & Recovery 11.5 と RHEV の連携方法

Acronis Backup & Recovery 11.5 は、Red Hat Enterprise Virtualization 環境で実行されている仮想コンピュータをバックアップおよび復元できます。バックアップと復元は、エージェント for Linux またはエージェント for Windows をゲスト システムにインストールすることによって使用可能になります。つまり、Acronis Backup & Recovery 11.5 は、仮想コンピュータを物理コンピュータとして扱い、物理コンピュータで提供される全機能を仮想コンピュータに提供します。さらに言えば、電源がオフになっているコンピュータは操作できないということです。

バックアップと復元

Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーを使用して、次の操作を実行できます。

さらに、Acronis Backup & Recovery 11.5 管理コンソールを接続することによって、個々のコンピュータを直接管理できます。

P2V と V2V の移行

Acronis Backup & Recovery 11.5 は、物理コンピュータを RHEV 環境に簡単に移行するための移行方法をいくつか提供します。方法によって複雑さと柔軟性は異なります。考えられるすべての移行シナリオが網羅されています。これらの方法を使用して、異なる仮想プラットフォームから RHEV プラットフォームに仮想コンピュータを移行することもできます。

ライセンス

バックアップする必要がある少なくとも 1 つのコンピュータを実行する各ホストのライセンスが必要です。クラスタ内でのコンピュータの移行を考慮して、クラスタ化される各ホストの 1 つのライセンスが必要です。Acronis Backup & Recovery 11.5 Virtual Edition ライセンスを使用すると、同じホスト上で実行されている仮想コンピュータのバックアップを無制限に実行し、そのホストへの移行を無制限に実行できます。

試用モードで製品をインストールする場合、プロダクト キーは不要です。試用モードでは、使用可能期間中にホストされたコンピュータのバックアップとそのホストへの移行を 3 回実行できます。

サポートされている RHEV のバージョン
サポートされているゲスト OS

Acronis Backup & Recovery 11.5 は、RHEV によってサポートされているすべての仮想化されたゲスト オペレーティング システムをサポートします。