ファイルレベルのセキュリティ

エージェント for ESX(i) およびエージェント for Hyper-V は、ファイル バックアップから、または、物理または仮想コンピュータのディスク バックアップから、ファイルを復元することができます。

復元を実行するエージェントによって、ファイルを次のロケーションに復元することができます。

管理サーバーを使用してファイルを復元するには

  1. コンソールを管理サーバーに接続します。
  2. バックアップが管理対象格納域に保存されている場合、[データ カタログ] をクリックします。保存されていない場合、管理対象外の集中管理用格納域を個別にクリックしてから、[データ ビュー] タブをクリックします。
  3. ファイルと、そのファイルを復元する復元ポイントを選択します。ファイルは、次のように選択することをお勧めします。
    1. [表示] > [フォルダ/ファイル] を選択します。
    2. ファイルとリ復元ポイントを選択します。
    3. [復元] をクリックします。

    詳細バックアップが管理対象外の集中管理用格納域に保存されている場合、初めはファイルが [データ ビュー] に表示されない場合があります。 その理由は、このような格納域にバックアップする場合、エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)はデータをファイル レベルでカタログ化しないためです。[データ ビュー] にファイルが表示されていない場合、[アーカイブ ビュー] を使用します。

    あるいは、[今すぐカタログを作成] をクリックしてから [データ ビュー] を再度使用することで、カタログをアップデートします。カタログのアップデートには時間がかかることがあります。

  4. [復元先] で、復元を実行するエージェントを、エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)、エージェント for ESX(i)(Windows)、またはエージェント for Hyper-V の中から選択します。

    ヒント:エージェント for Windows またはエージェント for Linux がインストールされているコンピュータを選択することもできます。この方法では、ファイルを直接そのコンピュータに復元することが可能です。

  5. 復元タスクの作成を続行します。

同様の手順を使用して、コンソールがエージェントに直接接続されている場合にファイルを復元することができます。エージェント for ESX(i)(Windows)またはエージェント for Hyper-V に接続されている場合、[データ ビュー] または [アーカイブ ビュー] のどちらかを使用します。エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)に接続されている場合には、[データ ビュー] タブを、管理対象格納域およびローカルに接続されたストレージに対してのみ使用できます。

仮想コンピュータへのファイルの復元

ファイルを仮想コンピュータに直接復元するには、次のいずれかの手順をに従います。

あるいは、ファイルをネットワーク内のネットワーク共有に復元してから、そのファイルを仮想コンピュータに移動するか、仮想コンピュータからそのファイルにアクセスすることも可能です。