ディスク バックアップから SQL Server データベースへのアクセス
データ マイニングまたは他の短期的な目的のために SQL Server データベースにアクセスする場合は、復元の代わりに、[イメージのマウント] 操作を使用できます。「読み取り/書き込み」モードでディスク バックアップ(イメージ)からボリューム(必要なデータベース ファイルを含む)をマウントするだけで、データベースが物理ディスク上にある場合と同じようにデータベースの接続、データベース ファイルの変更、およびそれらの操作を実行できます。
ディスク バックアップが、ローカル フォルダ(CD、DVD、Blu-ray ディスクなどの光メディアを除く)、Acronis セキュア ゾーン、またはネットワーク共有に保存されている場合、ボリュームをマウントできます。
ディスク バックアップに含まれるデータベースを SQL Server に接続するには、次の手順に従います。
- エージェント for Windows がインストールされている SQL Server にコンソールを接続します。
- メイン メニューで、[アクション] > [イメージのマウント] を選択します。.
- [マウント対象] セクションで、ソースのアーカイブを選択し、バックアップを指定します。
- [マウントの設定] セクションで、次の手順を実行します。
- [マウント対象] で、[このコンピュータを共有するすべてのユーザー] を選択します。
- SQL Server データベース ファイルを含むボリュームを選択します。データベース パスを見つける方法については、「SQL Server データベース ファイル」を参照してください。
- [読み取り/書き込み] アクセス モードを選択します。
- マウントされるボリュームに割り当てるドライブ文字を指定します。
- ボリュームがマウントされた後で、「SQL Server データベースの接続」セクションに記載された手順を使用して、マウントされたボリュームから直接データベースを接続します。
- 新しく接続されたデータベースで必要な操作を実行します。
- 必要な操作が完了した後で、Microsoft SQL Server Management Studio を使用してインスタンスからデータベースを接続解除します。これを行うには、データベースを右クリックし、[タスク] > [接続解除] を選択します。
- マウントされているボリュームをマウント解除します。
- メイン メニューで、[ナビゲーション] > [マウントされたイメージ] を選択します。.
- イメージを選択して [マウント解除] をクリックします。
詳細 -「読み取り/書き込み」モードでイメージをマウントすると、Acronis Backup & Recovery 11.5 によって新しい増分バックアップが作成されます。この増分バックアップを削除することを強くお勧めします。