管理サーバーからの更新
この更新方法は、管理サーバー上に登録されている仮想アプライアンスのみに使用できます。この方法では、エージェントが管理している仮想コンピュータに関連するすべての構成設定(ローカル バックアップ計画、集中管理用バックアップ計画、およびグループ メンバシップ)が保持されるため、このセクションで後述する手動手順を実行する場合に最適です。
前提条件
Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーは、エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)に対する操作に、TCP ポート 443、902、および 9876 を使用します。管理サーバーが、これらのポートを介して vCenter Server および ESX(i) ホストにアクセスできることを確認してください。
vCenter Server または ESX(i) ホスト自体には、特別な設定は不要です。
管理サーバーから仮想アプライアンスを更新するには
仮想アプライアンスが更新されます。エージェントの構成設定は保持されます。
手動更新
仮想アプライアンスの手動更新では、新しいアプライアンスのインストールと古いアプライアンスの削除を行います。この方法は、何らかの理由により管理サーバーから更新できない場合にのみ実行してください。
仮想アプライアンスを手動で更新した後は、そのアプライアンス上に存在していたローカル バックアップ計画を再作成する必要があります。
仮想アプライアンス(VA)を手動で更新するには、次の手順に従います。
詳細 -更新中に古い VA が管理サーバーから削除されるので、上記のような動的グループ内におけるコンピュータのメンバシップは失われます。
集中管理用バックアップ計画に静的カスタム グループや動的カスタム グループを再追加する必要はありません。グループ内のコンピュータのメンバシップを再確立すると同時に、適切なバックアップ計画によって引き続きコンピュータが保護されます。