--database_state={recovery|norecovery|standby}
復元されたデータベースの状態を指定します。このパラメータは、recover mssql_database コマンドで使用します。
使用可能なパラメータの値は次のとおりです。
復元が完了した後にデータベースが使用可能になります。ユーザーは復元されたデータベースに対してフル アクセス権を持ちます。トランザクション ログに保存されている、復元されたデータベースのすべてのコミットされていないトランザクションはロールバックされます。Microsoft SQL ネイティブのバックアップから追加のトランザクション ログを復元することはできません。
復元が完了した後、データベースは非稼動の状態になります。ユーザーはこのデータベースにアクセスできなくなります。復元されたデータベースのコミットされていないトランザクションはすべて保持されます。Microsoft SQL ネイティブのバックアップから追加のトランザクション ログを復元し、必要な復元ポイントにアクセスすることができるようになります。
復元が完了すると、ユーザーはデータベースに読み取り専用でアクセスできるようになります。コミットされていないトランザクションは取り消されます。ただし、元に戻す処理は一時スタンバイ ファイルに保存され、復元により何らかの影響が発生しても元に戻すことができるようになります。
standby 値は主に、SQL Server のエラーが発生した時点を検出するために使用されます。
システム データベースを復元する場合、このパラメータは無視されます。システム データベースは常に recovery 状態で復元されます。