アーカイブ名に日付変数を指定すると、各バックアップのファイル名にバックアップの作成日が含まれます。
この変数を使用すると、新しい日付の最初のバックアップは完全バックアップになります。 次の完全バックアップが作成される前に、その日それまでに取得されたバックアップはすべて削除されます。 その日の前に取得されたバックアップは保持されます。 つまり、増分バックアップをするしないにかかわらず複数の完全バックアップを保存することができますが、1 日に可能な完全バックアップは 1 つだけです。 バックアップは、手動またはスクリプトを使用して、日付で並べ替えたり、コピー、移動、削除したりすることができます。
日付の形式は m.d.yyyy です。 たとえば、2011 年 1 月 31 日は 1.31.2011 です (先頭に 0 は付きません)。
この変数は、アーカイブ名の任意の位置に置くことができます。 この変数では、大文字と小文字の両方を使用できます。
例
例 1: 2011 年 1 月 31 日から 2 日間、増分バックアップを 1 日に 2 回(午前 0 時と正午)実行すると仮定します。 アーカイブ名を MyArchive-[日付]- にします。2 日目が終わった後のバックアップ ファイルの一覧は次のようになります。
MyArchive-1.31.2011-.tib(完全、1 月 31 日午前 0 時に作成)
MyArchive-1.31.2011-2.tib(増分、1 月 31 日正午に作成)
MyArchive-2.1.2011-.tib(完全、2 月 1 日午前 0 時に作成)
MyArchive-2.1.2011-2.tib(増分、2 月 1 日正午に作成)
例 2: 例 1 と同じスケジュールおよび同じアーカイブ名で完全バックアップを実行すると仮定します。 2 日目が終わった後のバックアップ ファイルの一覧は次のようになります。
MyArchive-1.31.2011-.tib(完全、1 月 31 日正午に作成)
MyArchive-2.1.2011-.tib(完全、2 月 1 日正午に作成)
午前 0 時に作成された完全バックアップは、同日に実行された新しい完全バックアップに置き換えられました。