例 5: ドライブを毎週スワップする場合の日単位のバックアップ
次のようなシナリオについて考えてみます。
- コンピュータのバックアップを毎日実行する場合。毎週月曜日に完全バックアップを実行し、火曜日~日曜日は増分バックアップを実行します。
- 外部ハード ディスク ドライブにあるアーカイブ MyMachine にバックアップする場合。
- 外部ハード ディスク ドライブが 2 つある場合。 コンピュータに接続したとき、オペレーティング システムでどちらかのドライブにドライブ文字に D が割り当てられています。
- 毎週月曜日にドライブをスワップする場合。これにより、一方のドライブに現在の週(月曜日~日曜日)のバックアップ、もう一方に前の週のバックアップが保存されます。
このシナリオでは、次のように 2 つのバックアップ計画を作成する必要があります。
- 最初のバックアップ計画の作成では、アーカイブ名を MyMachine、アーカイブ場所を D:\ と指定し、[アーカイブ名を使用してバックアップ ファイルに名前を指定する...] チェックボックスをオンにし、バックアップの種類を [完全] にし、毎週月曜日にバックアップを実行するようにスケジュールします。
- 2 つ目のバックアップ計画の作成では、最初のバックアップ計画と同じ設定値を使用しますが、バックアップの種類を [増分] にし、毎週火曜日~日曜日にバックアップを実行するようにスケジュールします。
結果:
- 最初のバックアップ計画によって月曜日のバックアップが作成される前に、現在接続されているドライブからすべてのバックアップが削除されます。
- 1 つのドライブをコンピュータに接続している場合に、もう 1 つのドライブをサイト外に保管して、データを保護することができます。