exclude

--exclude=<ファイル、フォルダ、マスク>

復元から除外するファイルやフォルダの名前です。ファイルやフォルダを明示的に指定することも、ファイル マスクと呼ばれる特定の条件を使用することもできます。

1 つ以上のワイルドカード文字(* および ?)をファイル マスク内で使用することができます。

ドライブ文字を含むパスで指定したフォルダを除外するには、条件のフォルダ名にバックスラッシュ(\)を追加します。たとえば、「C:\Finance\」のようになります。

除外の例

条件

説明

Windows と Linux

名前

F.log

F

「F.log」という名前のファイルをすべて除外します。

「F」という名前のファイルをすべて除外します。

マスク(*)

*.log

F*

.log 拡張子の付いたファイルをすべて除外します。

「F」で始まる名前のファイルとフォルダをすべて除外します(フォルダ「F」、「F1」、ファイル「F.log」、「F1.log」など)。

マスク(?)

F???.log

「F」で始まる 4 文字の名前の .log ファイルをすべて除外します。

Windows

ファイル パス

C:\Finance\F.log

C:\Finance フォルダに置かれている「F.log」という名前のファイルを除外します。

フォルダ パス

C:\Finance\F\

フォルダ C:\Finance\F を除外します(ドライブ文字で始まるフル パスを指定する必要があります)。

Linux

ファイル パス

/home/user/Finance/F.log

/home/user/Finance ディレクトリに置かれている「F.log」という名前のファイルを除外します。

フォルダ パス

/home/user/Finance/

/home/user/Finance ディレクトリを除外します。

上記の設定は、明示的にリカバリ対象として選択されたファイルまたはフォルダには適用されません。たとえば、my_folder というフォルダとこのフォルダの外部にある my_file.tmp というファイルをバックアップ対象に選択して、すべての .tmp ファイルをスキップするように選択したとします。この場合、バックアップ処理中に my_folder フォルダ内のすべての .tmp ファイルはスキップされますが、my_file.tmp ファイルはスキップされません。