例 4: 短期間のバックアップ ウィンドウにおけるテープへのバックアップ

この例では、アドバンスト エディション の Acronis Backup & Recovery 11 を使用していると仮定しています。

次のようなシナリオについて考えてみます。

このシナリオでは、Acronis Backup & Recovery 11 ストレージ ノードをインストールし、2 つの管理対象格納域を作成します。ストレージ ノードのハード ディスクに 1 つ、ストレージ ノードにローカルに接続されているテープ ライブラリに 1 つです。

Grandfather-Father-Son(GFS)スキームを使用して、すべてのコンピュータに対する集中管理されたバックアップ計画を作成します。バックアップ計画を作成する際、[パス] フィールドでハード ディスク上の格納域を指定します。[バックアップの種類] で、[完全]/[増分]/[差分] を選択します。

1 番目の場所について、[バックアップの保持期間] で、1 ヵ月間月単位のバックアップを保存することを選択します([無期限に保持] チェック ボックスをオフにする必要があります)。これで、この格納域がバックアップの中間的な短期間のストレージになります。

[作成直後のバックアップを別のロケーションにコピーする] チェック ボックスをオンにしてから、[2 番目のロケーション:] フィールドで、テープ ライブラリ内の格納域を指定します。2 番目の場所について、月単位のバックアップを無期限に保存することを選択します。

結果: