格納域の操作

格納域のベリファイ

• パスワードで保護されたアーカイブを除いた管理対象の格納域内のすべてのアーカイブをベリファイします。パスワードで保護されたアーカイブをベリファイするには、validate archive コマンドを使用します。

  acrocmd validate vault --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials="ASN user",pass123

• パスワードで保護されたアーカイブを除いたネットワーク共有フォルダ内のすべてのアーカイブをベリファイします。

  acrocmd validate vault --loc=\\srv1\backups --credentials=netuser1,pass1

格納域のエクスポート

• すべてのアーカイブを、管理対象の格納域から共有フォルダにエクスポートします。これは、export archive コマンドを使用して実行します。

  次の例では、ストレージ ノード サービスによってコマンドが実行されます。--service パラメータの asn 値を使用することをお勧めします。このサービスが使用されない場合、コマンドはエージェント サービスによって実行されます。その場合、コマンドが実行されるコンピュータが不必要に読み込まれます。

  1 番目のログイン情報は、ストレージ ノードがコマンドを実行するうえで必要です。このユーザーには、管理サーバーがインストールされているコンピュータ上の管理者を指定できます。2 番目のログイン情報は、指定した格納域に保存されているすべてのアーカイブのエクスポートを保護します。このユーザーは、すべてのアーカイブにアクセスできる必要があります。

  acrocmd export archive --service=asn --host=storage_node --credentials=user1,pass1 --loc=bsp://storage_node/my_vault --credentials=user2,pass2 --target=\\bkpsrv\backups --credentials=netuser,pass3