このオプションは、Linux オペレーティング システムで Linux の LVM(論理ボリュームマネージャ)が管理するボリュームをバックアップする際のみ有効です。このようなボリュームは、論理ボリュームとも呼ばれます。
このオプションは、論理ボリュームのスナップショットの取得および使用方法を定義します。スナップショットを使用することによって、バックアップ処理中にデータが変化する可能性がある複数ボリュームを、時間的な整合性を保ってバックアップすることができます。
デフォルト設定は、[Acronis Backup & Recovery 11] です。
ヒント: 論理ボリュームのバックアップに問題が発生した場合にのみデフォルトを変更することをお勧めします。
次を設定できます。
Acronis Backup & Recovery 11
Acronis Backup & Recovery 11 が独自のメカニズムを使用して、スナップショットを取得し、バックアップ中にそのスナップショットを使用します。
LVM(論理ボリュームマネージャ)
Acronis Backup & Recovery 11 が Linux の LVM(論理ボリュームマネージャ)を使用して、スナップショットを取得し、バックアップ中にそのスナップショットを使用します。この方法では、Acronis のメカニズムを使用する場合よりボリュームのバックアップの効率性が低下する可能性があります。
LVM(論理ボリュームマネージャ)によってスナップショットを取得できない場合、Acronis Backup & Recovery 11 は、Acronis Backup & Recovery 11 設定が選択された場合と同じように動作します。
スナップショットを取得した後に、そのスナップショットが使用できなくても、別のスナップショットは取得されません。これはどちらの設定にも当てはまります。