Acronis Backup & Recovery 11 では、テープの論理グループであるテープ プールが使用されます。ソフトウェアには、事前に定義されたテープ プール([認識されないテープ]、[インポートされたテープ]、[空きテープ]、および [Acronis])が含まれています。また、独自のカスタム プールを作成することができます。
事前に定義されたプール
認識されないテープ
このプールは、サードパーティ製のアプリケーションによって書き込まれたテープで構成されます。認識されないテープに書き込むには、テープを空きテープ プールに明示的に移動する必要があります。このプールから空きテーププール以外のプールにテープを移動することはできません。
インポートされたテープ
このプールは、別のストレージ ノードやエージェントに接続されたテープ デバイスの Acronis Backup & Recovery 11 によって書き込まれたテープで構成されます。インポートされたテープに書き込むには、テープを空きテープ プールに明示的に移動する必要があります。このプールから空きテーププール以外のプールにテープを移動することはできません。
空きテープ
このプールは、空き(空の)テープで構成されます。他のプールからこのプールにテープを手動で移動できます。
テープを空きテーププールに移動すると、ソフトウェアによってテープが空にされます。テープにバックアップが含まれている場合は、削除済みと表示されます。バックアップが上書きされると、バックアップに関連したデータがデータベース削除されます。
Acronis
独自のプールを作成しない場合、空きテープ プールがデフォルトでバックアップに使用されます。通常、このプールは、少数のテープが存在する 1 つのテープ ドライブに適用されます。
カスタム プール
別のデータを個別にバックアップする場合は、複数のプールを作成する必要があります。たとえば、次のような場合にカスタム プールを作成します。