このオプションは、Windows でマウント ボリュームまたはクラスタ共有ボリュームに含まれているデータ ソースをファイルレベルでバックアップする場合にのみ有効です。
このオプションは、フォルダ階層内でマウント ポイントより上位にあるフォルダにバックアップする場合にのみ有効です。(マウント ポイントとは、追加のボリュームが論理的に接続されるフォルダです)。
親フォルダの復元中には、復元用の [マウント ポイント] オプション がオンになっているか、オフになっているかによって、マウント ポイントの内容は復元されるか、または復元されません。
デフォルトの設定は、[無効] です。
ヒント:ファイルレベル バックアップを使用して、目的のファイルまたはボリューム全体をバックアップすることによって、クラスタ共有ボリュームに常駐している Hyper-V 仮想コンピュータをバックアップできます。仮想コンピュータを整合性のある状態でバックアップするため、仮想コンピュータの電源をオフにしてください。
例
C:\Data1\ フォルダが、マウント ボリュームのマウント ポイントであると仮定します。ボリュームには、フォルダ Folder1 および Folder2 が格納されています。データのファイルレベル バックアップを行うバックアップ計画を作成します。
ボリューム C のチェック ボックスをオンにして、[マウント ポイント] オプションをオンにすると、バックアップ内の C:\Data1\ フォルダには、Folder1 および Folder2 が格納されます。バックアップ データを復元する際には、復元用の [マウント ポイント] オプションを正しく使用するように注意してください。
ボリューム C のチェック ボックスをオンにして、[マウント ポイント] オプションをオフにすると、バックアップ内の C:\Data1\ フォルダは空になります。
Data1、Folder1、または Folder2 フォルダのチェック ボックスをオンにすると、オンにしたフォルダが、[マウント ポイント] オプションの状態にかかわりなくバックアップ内に通常のフォルダとして格納されます。