自動マッピングの動作

Acronis Backup & Recovery 11 は、システムのブータビリティが維持できる場合に復元先のディスクにディスクまたはボリュームを自動マッピングします。維持できない場合、自動マッピングはキャンセルされるため、ディスクまたはボリュームを手動でマッピングする必要があります。

このほか、ボリュームが Linux 論理ボリュームまたは Linux ソフトウェア RAID(MD デバイス)の場合も、手動でマッピングする必要があります。論理ボリュームおよび MD デバイスの復元の詳細は、「MD デバイスと論理ボリュームのリカバリ」を参照してください。

自動マッピングは、次のとおり実行されます。

  1. ディスクまたはボリュームが元の場所に復元されると、マッピングでは元のディスクまたはボリュームのレイアウトが再現されます。

    ディスクまたはボリュームの元の場所とは、まったく同じディスクまたはボリュームのバックアップのことを指します。バックアップ後にボリュームのサイズ、場所、または他の物理的なパラメータが変更された場合、元のボリュームとは見なされません。ボリュームのドライブ文字またはラベルを変更しても、そのボリュームは認識されます。

  2. ディスクまたはボリュームが別の場所に復元された場合は、次のとおりに処理します。