Acronis Backup & Recovery 11 は、システムのブータビリティが維持できる場合に復元先のディスクにディスクまたはボリュームを自動マッピングします。維持できない場合、自動マッピングはキャンセルされるため、ディスクまたはボリュームを手動でマッピングする必要があります。
このほか、ボリュームが Linux 論理ボリュームまたは Linux ソフトウェア RAID(MD デバイス)の場合も、手動でマッピングする必要があります。論理ボリュームおよび MD デバイスの復元の詳細は、「MD デバイスと論理ボリュームのリカバリ」を参照してください。
自動マッピングは、次のとおり実行されます。
ディスクまたはボリュームの元の場所とは、まったく同じディスクまたはボリュームのバックアップのことを指します。バックアップ後にボリュームのサイズ、場所、または他の物理的なパラメータが変更された場合、元のボリュームとは見なされません。ボリュームのドライブ文字またはラベルを変更しても、そのボリュームは認識されます。
必要なディスクが見つからない場合、ディスクは手動でマッピングする必要があります。
十分な未割り当て領域がある場合、ボリュームは「そのまま」復元されます。
復元先ディスクの未割り当て領域が復元するボリュームのサイズよりも小さい場合、未割り当て領域に合わせて(空き領域を減らすことで)ボリュームが縮小されます。縮小されても未割り当て領域に合わない場合は、手動でボリュームをマッピングする必要があります。