VMware vCenter の統合

このオプションにより、Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーと VMware vCenter サーバーを接続することができます。このオプションにアクセスするには、管理サーバーにコンソールを接続し、トップ メニューから [オプション] > [管理サーバー オプション] を選択します。

統合は、すべての Acronis Backup & Recovery 11 アドバンスト エディション で使用でき、Virtual Edition のライセンスは必要ありません。vCenter サーバー上にソフトウェアをインストールする必要もありません。

統合により、次の操作が可能になります。

管理サーバーと vCenter サーバーの統合を有効にするには

  1. [VMware vCenter の統合] をクリックします。
  2. [次の vCenter サーバーとの統合を有効化する] チェックボックスをオンにします。
  3. vCenter Server の IP アドレスまたは名前を指定し、サーバーのアクセス ログイン情報を入力します。

    このアカウントは、管理サーバーからエージェントを配置するのに使用されます。したがって、このアカウントには vCenter サーバー上に仮想アプライアンスを配置するのに必要な権限が必要です。また、デフォルトではエージェントは、このアカウントを使用して vCenter サーバーに接続するため、バックアップおよび復元に必要な権限を割り当てることもお勧めします。

  4. (オプション)[エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)を自動的に配置] チェックボックスをオンにします。
  5. [OK] をクリックします。

エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)の自動配置を有効にするには

  1. 上記の手順に従って、vCenter サーバーとの統合を有効化します。
  2. [自動配置] をクリックします。
  3. [エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)を自動的に配置] チェックボックスをオンにします。
  4. 自動的に配置されたエージェントが vCenter サーバーに接続するために使用するログイン情報を指定します。

    デフォルトでは、集中管理用バックアップおよび復元タスクもこのアカウントで実行されます。したがって、このアカウントには vCenter サーバー上に必要な権限が必要です。権限がない場合、すべての集中管理用バックアップ計画または復元タスクで、必要な権限が割当てられたアカウントのログイン情報を指定する必要があります。

  5. [OK] をクリックします。

管理サーバーと vCenter サーバーの統合を無効にするには

  1. [VMware vCenter の統合] をクリックします。
  2. [次の vCenter サーバーとの統合を有効化する] チェックボックスをオフにします。
  3. [OK] をクリックします。

    結果:エージェントの自動配置も無効になります。既存のエージェントによって管理される仮想コンピュータは、管理サーバー上に残ります。これらのコンピュータをバックアップするバックアップ計画は機能し続けます。

エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)の自動配置を無効にするには

  1. [自動配置] をクリックします。
  2. [エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)を自動的に配置] チェックボックスをオフにします。
  3. [OK] をクリックします。

    結果:エージェントの自動配置が無効になります。vCenter サーバーとの統合は保持されます。