このオプションにより、Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーと VMware vCenter サーバーを接続することができます。このオプションにアクセスするには、管理サーバーにコンソールを接続し、トップ メニューから [オプション] > [管理サーバー オプション] を選択します。
統合は、すべての Acronis Backup & Recovery 11 アドバンスト エディション で使用でき、Virtual Edition のライセンスは必要ありません。vCenter サーバー上にソフトウェアをインストールする必要もありません。
統合により、次の操作が可能になります。
[ナビゲーション] > [仮想コンピュータ] の下に、[VM とテンプレート] 一覧ビューが表示されます。
バックアップ ステータスは、仮想コンピュータの概要([概要] > [注釈])、または各ホスト、データセンタ、フォルダ、または vCenter サーバー全体の [仮想コンピュータ] タブに表示されます。
エージェントは、バックアップ計画に含まれる仮想コンピュータのホストまたはクラスタのそれぞれにバックグラウンドで配置されます。
注意: 自動配置機能を実行するには、Acronis Backup & Recovery 11 Virtual Edition のライセンスが必要です。各ホストまたはクラスタには、ライセンス サーバーから 1 つのライセンスが付与されます。
管理サーバーと vCenter サーバーの統合を有効にするには
このアカウントは、管理サーバーからエージェントを配置するのに使用されます。したがって、このアカウントには vCenter サーバー上に仮想アプライアンスを配置するのに必要な権限が必要です。また、デフォルトではエージェントは、このアカウントを使用して vCenter サーバーに接続するため、バックアップおよび復元に必要な権限を割り当てることもお勧めします。
エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)の自動配置を有効にするには
デフォルトでは、集中管理用バックアップおよび復元タスクもこのアカウントで実行されます。したがって、このアカウントには vCenter サーバー上に必要な権限が必要です。権限がない場合、すべての集中管理用バックアップ計画または復元タスクで、必要な権限が割当てられたアカウントのログイン情報を指定する必要があります。
管理サーバーと vCenter サーバーの統合を無効にするには
結果:エージェントの自動配置も無効になります。既存のエージェントによって管理される仮想コンピュータは、管理サーバー上に残ります。これらのコンピュータをバックアップするバックアップ計画は機能し続けます。
エージェント for ESX(i)(仮想アプライアンス)の自動配置を無効にするには
結果:エージェントの自動配置が無効になります。vCenter サーバーとの統合は保持されます。