バックアップ計画を作成する際に、ディスクまたはボリューム バックアップの仮想コンピュータへの定期的な変換を設定できます。定期的な変換を設定することによって、仮想コンピュータでサーバーまたはワークステーションのコピーを取得します。元のコンピュータに障害が発生した場合、このコピーを直ちに使用できます。
制限事項
次のセクションでは、適切な設定を行うのに役立つ情報を提供します。
仮想コンピュータへの変換
変換の実行時期
選択したバックアップ スキームに基づいて、すべての完全バックアップ、増分バックアップ、または差分バックアップを変換するのか、スケジュールに従って最後に作成されたバックアップを変換するのかを指定します。必要に応じて変換スケジュールを指定します。
変換を実行するコンピュータを指定します。コンピュータには Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)、エージェント for Hyper-V、またはエージェント for Windows がインストールされている必要があります。
変換は、バックアップを実行したエージェントによって、または別のコンピュータにインストールされているエージェントによって実行できます。後者の場合は、ネットワーク フォルダや管理対象の格納域などの共有の場所にアーカイブを保存して、他のコンピュータからアーカイブにアクセスできるようにする必要があります。
作成する仮想コンピュータの種類と場所を選択します。使用できるオプションは、前の手順で選択したホストによって異なります。
ストレージ
仮想コンピュータ ファイルの保存先としてフォルダか仮想サーバー上のストレージを選択します。
作成される仮想コンピュータ
仮想コンピュータの名前を指定します。デフォルト名は Backup_of_[コンピュータ名] です。この名前に対してさらに変数を追加することが可能です。次のテンプレートがサポートされています。
[計画名]
[コンピュータ名]
[仮想ホスト名]
[仮想コンピュータ名]
[仮想サーバーの種類]
VMware vCenter のフォルダ
管理サーバーが vCenter Server と統合されている場合は、作成される仮想コンピュータは vCenter の Acronis Backups フォルダに表示されます。計画の実行によって作成されるコンピュータのサブフォルダを指定できます。