ダイナミック ボリュームの復元
ローカル ハード ドライブの次のロケーションへダイナミック ボリュームを復元することができます。
ダイナミック ディスクに復元する際に、手動でダイナミック ボリュームのサイズを変更することはサポートされていません。復元中にダイナミック ボリュームのサイズを変更する必要がある場合は、ベーシック ディスクに復元する必要があります。
ターゲット ボリュームの種類は変更されません。
ターゲット ボリュームの種類は変更されません。たとえば、ダイナミック ストライプ ボリュームをダイナミック スパン ボリュームに復元すると、ターゲット ボリュームはスパンのままです。
復元したボリュームの種類は、バックアップでの種類と同じになります。
ターゲット ボリュームはベーシックのままです。
ダイナミック ボリュームを新しい未フォーマット ディスクに「ベアメタル復元」を行うと、復元されたボリュームはベーシックになります。復元されたボリュームをダイナミックのままにしておきたい場合は、ターゲット ディスクをダイナミックとして準備(パーティションが設定され、フォーマットされている)する必要があります。これは、Windows Disk Management スナップインなどの、サードパーティのツールを使用して行うことができます。
ベーシック ボリュームおよびディスクの復元
復元後のパーティションのスタイル
ターゲット ディスクのパーティションのスタイルは、ご使用のコンピュータが UEFI をサポートしているかどうか、およびシステムが BIOS 起動であるか、UEFI 起動であるかどうかによって異なります。以下の表を参照してください。
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システムは BIOS 起動である(Windows または Acronis ブータブル メディア) |
システムは UEFI 起動である(Windows または Acronis ブータブル メディア) |
ソース ディスクは MBR であり、OS は UEFI をサポートしていない |
この処理は、パーティション レイアウトにもディスクのブータビリティにも影響しません。パーティション スタイルは MBR のままとなり、ターゲット ディスクは BIOS 起動が可能となります。 |
処理完了後、パーティション スタイルは GPT に変換されます。お使いのオペレーティング システムではサポートされていないため、UEFI 起動はできません。 |
ソース ディスクは MBR であり、OS は UEFI をサポートしている |
この処理は、パーティション レイアウトにもディスクのブータビリティにも影響しません。パーティション スタイルは MBR のままとなり、ターゲット ディスクは BIOS 起動が可能となります。 |
ターゲットのパーティションが GPT スタイルに変換され、ターゲット ディスクの UEFI 起動が可能になります。「UEFI システムへの復元の例」を参照してください。 |
ソース ディスクは GPT であり、OS は UEFI をサポートしている |
処理完了後、パーティション スタイルは GPT のままとなります。お使いのオペレーティング システムは GPT からの BIOS 起動をサポートしていないため、システムは BIOS から起動できなくなります。 |
処理完了後、パーティション スタイルは GPT のままとなり、オペレーティング システムは UEFI 起動が可能となります。 |
復元処理の例
「UEFI システムへの復元の例」を参照してください。