開始する前に、ディスクのクローン作成ユーティリティに関する一般的な情報を参照しておくことをお勧めします。
ディスクのクローンを作成するには、次の手順を実行します。
ディスクが2つ検出されて、一方にパーティションがあり、他方にはない場合は、パーティションのあるディスクが自動的にソースディスクとして認識され、パーティションのないディスクがターゲットディスクとして認識されます。これに該当する場合は、以降のステップが省略され、クローン作成の概要画面が表示されます。
Acronis True Image 2015 はダイナミック ディスクのクローン作成には対応していません。
選択したターゲット ディスクにパーティションがある場合は、パーティションの削除を確認する必要があります。実際にデータが消去されるのは、ウィザードの最後の手順で [実行] をクリックした場合のみです。
パーティションが作成されていないディスクがある場合は、そのディスクが自動的に移行先と見なされるため、このステップは省略されます。
何らかの原因でクローン作成処理が停止した場合は、処理をもう一度設定して開始する必要があります。データは消去されません。クローンの作成中にAcronis True Imageによって元のディスクや、ディスクに保存されているデータが変更されることはありません。
現在アクティブになっているオペレーティング システムが含まれているディスクのクローン作成の場合は、再起動が必要になります。その場合は、[実行] をクリックするとメッセージが表示され、再起動するかどうかの確認を求められます。再起動をキャンセルすると、処理全体がキャンセルされます。デフォルトでは、クローン作成処理が完了すると、Acronis True Image 2015によってコンピュータが自動的にシャットダウンします。これにより、マスターとスレーブのジャンパ位置を変更し、1台のハードディスクを取り外すことができます。