バックアップの保護

バックアップファイルをパスワードで保護することができます。デフォルトでは、バックアップはパスワードで保護されません。

既存のバックアップのバックアップ保護オプションを設定または変更することはできません。

バックアップを保護する手順は、次のとおりです。

  1. バックアップ用のパスワードを対応するフィールドに入力します。パスワードはできる限り想像しにくいものにするため、8 文字以上の、アルファベット(大文字と小文字の両方を使用することが望ましい)と数字を含むものにしてください。

    パスワードを取得することはできません。バックアップの保護に指定したパスワードは記憶してください。

  2. 先に入力したパスワードの確認用に、対応するフィールドにパスワードをもう一度入力します。
  3. (任意の手順)機密データの安全性を高めるため、業界標準の強力なAES(Advanced Encryption Standard)暗号化アルゴリズムを使用してバックアップを暗号化することもできます。AES には、パフォーマンスと保護強度に応じて、キーの長さが 3 種類あり(128、192、256 ビット)、いずれかを選択できます。

    ほとんどの場合は、暗号キーの長さは 128 ビットで十分です。キーが長いほど、データのセキュリティは向上します。ただし、192 ビットや 256 ビットの長さのキーを使用すると、バックアップ処理の速度が大幅に低下します。

    AES 暗号を使用する場合は、以下のキーのいずれかを選択します。

    バックアップを暗号化せず、パスワードによる保護のみを行う場合は、[暗号化しない] を選択します。

  4. バックアップの設定値を指定したら、[OK] をクリックします。
パスワードで保護されたバックアップにアクセスするには

Acronis True Imageは、以下を実行する場合など、バックアップを変更するたびにパスワードの入力を要求します。

バックアップにアクセスするには、正しいパスワードを指定する必要があります。