リムーバブルメディアにバックアップする際には、追加コンポーネントを書き込むことで、このメディアをブータブルにすることができます。このようにすると、別のブータブルディスクが不要になります。
フラッシュドライブがNTFSまたはexFATでフォーマットされている場合は、Acronis True Image 2015ではブータブルメディアは作成できません。ドライブは、FAT16またはFAT32ファイルシステムにしてください。
次の設定を使用できます。
Acronis True Image 2015: USB、PCカード(以前のPCMCIA)、SCSIインターフェイス、およびそれらを介して接続されるストレージデバイスがサポートされます。そのため、このコンポーネントを使用することを強くお勧めします。
Acronisシステムレポート: システムレポートが生成されます。このレポートは、プログラムの問題が発生したときに、システムに関する情報を集めるために使用されます。レポート生成は、ブータブルメディアからAcronis True Image 2015を起動する前でも実行可能です。生成されたシステムレポートは、USBフラッシュドライブに保存できます。
Acronisワンクリックリストアは、ブータブルメディアに追加される最小コンポーネントです。このコンポーネントを追加しておくと、このメディアに保存されたイメージバックアップからワンクリックでデータを復元できるようになります。つまり、このメディアからコンピュータを起動して [復元する] を選択すると、自動的にすべてのデータが元の場所に復元されます。ただし、パーティションのサイズ変更などのオプションを選択することはできません。
Acronis ワンクリックリストアをメディアに追加できるのは、ハードディスク全体の完全バックアップを作成するときだけです。
リムーバブルメディアにバックアップする際に、[最初のメディアを挿入してください] というメッセージを表示するかどうかを選択できます。デフォルトの設定では、メッセージボックスの [OK] がクリックされるまでプログラムの実行が停止するので、ユーザーがその場にいなければリムーバブルメディアへのバックアップはできません。したがって、リムーバブルメディアへのバックアップをスケジュールする場合は、応答を要求するメッセージ表示を無効にする必要があります。こうしておくと、リムーバブルメディアが利用可能(CD-R/RWが挿入されているなど)であれば、バックアップを無人で実行できます。
他のAcronis製品がコンピュータにインストールされている場合は、それらのプログラムのコンポーネントのブータブル版も同様に利用できます。