バックアップ処理のパフォーマンス

圧縮レベル

バックアップの圧縮レベルを選択することができます。

最適なデータ圧縮レベルは、バックアップに保存されるファイルの種類によって異なります。たとえば、.jpg、.pdf、.mp3 など、既に圧縮されたファイルを含むバックアップは、最高圧縮レベルで圧縮してもバックアップ サイズが大幅に縮小されることはありません。

既存のバックアップの圧縮レベルを設定または変更することはできません。

処理の優先順位

バックアップ処理や復元処理の優先度を変更すると、(優先度の上げ下げによって)バックアップの処理速度を速くしたり遅くしたりできますが、実行中の他のプログラムのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性もあります。システムで実行中のどの処理に対しても、優先順位に応じて、その処理に割り当てられる CPU の使用時間とシステム リソースが決定されます。処理の優先度を下げることで、他の CPU タスクが使用できるリソースが増えます。バックアップや復元の優先度を上げると、同時に実行している他の処理からリソースを取得するため、バックアップ処理の速度が向上します。優先度変更の効果は、全体的な CPU の使用状況およびその他の要因に応じて異なります。

処理の優先度は、次のいずれかに設定することができます。

ネットワーク接続速度の上限

Acronis Cloud、ネットワークドライブ、またはFTPにデータをバックアップすると、Acronis True Imageで使用される接続によってコンピュータのその他のネットワーク接続に及ぼす影響を軽減することができます。速度の低下を気にすることなくインターネットやネットワーク リソースを使用できる接続速度を設定します。

接続速度を下げる手順は、次のとおりです。