Acronis ノンストップ バックアップのデータ ストレージ

Acronis ノンストップ バックアップのデータ ストレージは、ローカル ハード ディスク ドライブ(内蔵と外付けの両方)に作成できます。

多くの場合、ノンストップ バックアップのデータ ストレージには外付けのハードディスクを使用するのが最も良い方法です。(USB 3.0 を含む)USB、eSATA、FireWire、および SCSI のいずれかのインターフェイスを持つ外付けディスクを使用できます。

NAS をストレージとして使用することもできますが、SMB プロトコルを使用したアクセスが必須になるという制限があります。ストレージに使用する NAS 共有がローカル ディスクとしてマップされるかどうかは問われません。共有にログインが必要な場合は、正確なユーザー名とパスワードを指定する必要があります。詳細については、「認証設定」を参照してください。Acronis True Image 2015 では認証情報が記憶され、共有に対するその後の接続ではログインは必要ありません。

外付けハードディスクまたは NAS を使用できない場合は、ノンストップ バックアップを内蔵ディスク(ダイナミック ディスクを含む)に保存することができます。保護されているパーティションは、ノンストップ バックアップのストレージとして使用することはできないので注意してください。コンピュータにハード ディスク ドライブが 1 つしかなく、その中にパーティションが 1 つしかない環境で Acronis ノンストップ バックアップを使用したい場合は、Acronis セキュアゾーンを作成してこれをノンストップ バックアップのデータ ストレージとして使用できます。

Acronis True Image 2015 は、Acronis ノンストップ バックアップのデータ ストレージを作成する前に、選択した保存先に十分な空き容量があるかどうか確認します。保護するデータ量に 1.2 が乗算され、この乗算の計算結果の値と使用可能な容量が比較されます。保存先の空き容量がこの条件を満たした場合に、そのロケーションをノンストップ バックアップ データの保存先として使用します。