リカバリ処理の通知
位置:[復元オプション] > [通知]
バックアップまたはリカバリの処理には 1 時間以上かかる場合があります。Acronis True Image 2019 では、この処理の終了時に電子メールの通知を受け取ることができます。また、処理中に発行されたメッセージや、処理完了後の完全な処理ログもプログラムによって送信されます。
デフォルトでは、すべての通知は無効になっています。
空きディスク領域のしきい値
バックアップストレージの空き領域が指定のしきい値より少なくなったときに、通知を受け取ることができます。バックアップの開始後、選択したバックアップ保存先の空き領域が指定値よりも既に少ないことがAcronis True Image 2019によって検出された場合には、プログラムで実際のバックアップ処理は開始されず、空き領域が少ない旨の通知メッセージが直ちに表示されます。メッセージには次の3つの選択肢が示されます。メッセージを無視してバックアップを続行する、バックアップを保存する別の場所を参照する、バックアップをキャンセルする、の中からいずれかを選択します。
バックアップの実行中に空き領域が指定値より少なくなった場合にも、プログラムにより同じメッセージが表示されるため、同様の選択を行う必要があります。
ディスクの空き領域のしきい値を設定するには、次の手順を実行します。
- [ディスクの空き領域が不十分なときに通知メッセージを表示する] チェックボックスをオンにします。
- [サイズ] ボックスでしきい値を入力または選択し、単位を選択します。
Acronis True Image 2019では、次のストレージデバイスの空き領域をチェックすることができます。
- ローカルハードドライブ
- USBカードおよびドライブ
- ネットワーク共有(SMB/NFS)
[エラー処理] 設定で [処理中にメッセージやダイアログを表示しない(サイレントモード)] チェックボックスがオンになっている場合、メッセージは表示されません。
FTPサーバーとCD/DVDドライブでは、このオプションを有効にすることはできません。
電子メール通知
メール通知の送信に使用するメール アカウントを指定することができます。
メール通知を設定するには:
- [処理状態に関する電子メール通知を送信する] チェックボックスを選択します。
- 電子メールを設定します。
- [宛先] フィールドに電子メール アドレスを入力します。複数の電子メール アドレスをセミコロンで区切って入力することもできます。
- 送信メール サーバー(SMTP)を [送信メール サーバー(SMTP)] フィールドに入力します。
- 送信メール サーバーのポート番号を設定します。デフォルトの場合、ポート番号は 25 に設定されます。
- 必要に応じて、[SMTP 認証] チェック ボックスを選択し、対応するフィールドにユーザー名とパスワードを入力します。
- 設定が正しいかどうかをチェックするには、[テスト メッセージを送信する] ボタンをクリックします。
テスト メッセージの送信に失敗した場合は、以下を実行します。
- [拡張設定を表示] をクリックします。
- 追加の電子メール設定を行います。
- [差出人] フィールドに電子メール送信者のアドレスを入力します。指定するアドレスが不明な場合は、たとえば、aaa@bbb.com のような標準形式で任意のアドレスを入力します。
- 必要に応じて、[件名] フィールドのメッセージの件名を変更します。
- [受信メール サーバーにログオンする] チェック ボックスをオンにします。
- 受信メール サーバー(POP3)を [POP3 サーバー] フィールドに入力します。
- 受信メール サーバーのポート番号を設定します。デフォルトの場合、ポート番号は 110 に設定されます。
- [テストメッセージを送信する] ボタンをもう一度クリックします。
その他の通知設定:
- 処理の完了に関する通知を送信するには、[処理が正常に完了したら通知を送信する] チェックボックスをオンにします。
- 処理の失敗に関する通知を送信するには、[処理が失敗したら通知を送信する] チェックボックスをオンにします。
- 処理メッセージを添付して通知を送信するには、[ユーザーの操作が必要な場合に通知を送信する] チェックボックスをオンにします。
- 処理の詳細なログを添付して通知を送信するには、[完全なログを通知に含める] チェックボックスをオンにします。