.vhd(x)ファイルの使用方法
ディスクまたはパーティションのAcronisバックアップ(.tibファイル)は、仮想ハードディスク(.vhd(x)ファイル)に変換することができます。
.vhd(x)ファイルの使用方法
- 変換した .vhd(x)ファイルからコンピュータを起動して、バックアップが有効かどうか、また起動可能なオペレーティングシステムに復元できるかどうかをテストできます。
- 変換した .vhd(x)ファイルは、緊急時用に保管できます。たとえば、コンピュータが起動しないけれども、すぐに稼働する必要がある場合、.vhd(x)ファイルから起動できます。
- Windows 7 では、.vhd(x)ファイルを追加ドライブとしてマウントできます。.vhd(x)ファイルには、システムまたはシステム以外のどのようなパーティションでも含めることができます。
- 変換した .vhd(x)ファイルは、仮想コンピュータとして稼働することができます。
制限事項と追加情報
- ファイルのバックアップは、.vhd(x)ファイルに変換できません。
- 変換された .vhd(x)ファイルから起動するには、以下を含む必要があります。
- 同じコンピュータのシステム パーティション。同じ .vhd(x)ファイルを使用して、他のコンピュータを起動することはできません。
- Windows 7以降のオペレーティングシステム。
- 起動済みまたはマウント済みの .vhd(x)ファイルに加えた変更は .vhd(x)ファイルに保存されます。.vhd(x)ファイルから起動し、バックアップされなかったデータに変更を加えた場合、変更はライブシステムに影響を及ぼします。
- レスキューメディアからの起動時に開始されるスタンドアロン版のAcronis True Image 2019では、変換処理はサポートされていません。
- Acronis True Image 2019は、元々複数のディスクドライブにあったダイナミックボリュームを含む .tibファイル(スパンまたはストライプダイナミックボリュームなど)を変換できません。