Acronis Universal ブートメディアの作成

Acronis Universal ブートメディアは、コンピューターを異なるハードウェアにリカバリして起動できるようにするために使用します。詳細については、「Acronis Universal Restore」を参照してください。

Acronis Universal ブートメディアを作成する手順は、次のとおりです。

  1. Acronis Cyber Protect Home Office を開始します。
  2. [ツール] セクションで、[Acronis Universal Restore] をクリックします。
  3. [ダウンロード] をクリックして、Acronis Universal ブートメディアビルダーをダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルを実行して、メディアビルダをインストールします。
  5. USB フラッシュドライブを接続します。またはブータブルにする空の DVD を挿入します。
  6. Acronis Universal ブートメディアビルダーを起動するには、次の手順のいずれかを実行します。

    • [ツール] セクションで、[Acronis Universal Restore] をクリックします。
    • [スタート] ボタンをクリックして、インストール済みプログラムのリストを表示し、[Universal ブートメディアビルダの実行] をクリックします。
  7. 次を確認します。

    • ブータブルメディアの種類として Linux ベースメディアが選択されている。
    • ディスクおよびボリュームの表記方法として Windows 形式による表記が選択されている。

  8. (オプション)Linux カーネルパラメータを指定します。詳細については、「ブータブルメディアの起動パラメータ」を参照してください。
  9. メディア上に配置する Acronis コンポーネントを選択します。

    32 ビットまたは 64 ビットのコンポーネントを選択できます。32 ビットコンポーネントは、64 ビットハードウェアで動作します。ただし、統合拡張ファームウェアインターフェイス(UEFI)が使用されている 64 ビットのコンピュータを起動するには、64 ビットコンポーネントが必要となります。

    異なる種類のハードウェア上でメディアを使用するには、両方の種類のコンポーネントを選択します。作成されたメディアからコンピュータを起動するときに、ブートメニューで 32 ビットまたは 64 ビットのコンポーネントを選択することができます。

    コンピューターに Acronis Cyber Protect Home Office がインストールされている場合は、それをメディアにコピーすることもできます。この場合、別のハードウェアへのリカバリに必要な、両方のコンポーネントを含む単一のブータブルメディアが作成できます。

  10. メディアの作成先を選択します。

    • CD
    • DVD
    • USB フラッシュ ドライブ
    • ISO イメージ ファイル

      .iso ファイルの名前とターゲット フォルダを指定してください。

      .iso ファイルが作成されたら、CD または DVD に書き込むことができます。たとえば、Windows 7 以降では、内蔵の書き込みツールでこの操作を実行できます。File Explorerで、作成したISOイメージファイルをダブルクリックし、[書き込み] をクリックします。

  11. Acronis Universal ブートで使用される大容量記憶装置ドライバを指定します。

    この時点ではドライバを追加する必要はありません。後で Acronis Universal ブートをコンピューターに適用するときに追加することができます。

  12. [実行] をクリックします。

    メディアが作成されたら、コンピュータから取り外します。以上の手順で Acronis Universal ブートメディアを作成できます。