カスタム スキーム

Acronis Cyber Protect Home Office を使用して、独自のバックアップスキームを作成することもできます。事前定義されたバックアップ スキームに基づいてスキームを作成することもできます。事前定義されたスキームを選択して自身の要件に合わせて変更し、その変更後のスキームを新しいものとして保存します。

既存の事前定義されたバックアップ スキームは、上書きできません。

また、完全バックアップ、差分バックアップ、または増分バックアップのバージョンを参考にして、カスタム スキームをゼロから作成することもできます。

したがって、まず該当のボックスでバックアップ方法を 1 つ選択してください。

  • 完全

    完全バックアップ バージョンのみを作成する場合は、この方法を選択します。

  • 増分

    完全バックアップ バージョンと増分バックアップ バージョンのみを含むバックアップ チェーンを作成する場合は、この方法を選択します。

    以下のオプションのうちの 1 つを使用してスキームを設定できます。

    • [最初の完全バージョン後は、増分バージョンだけ作成する] - バックアップバージョンチェーンを 1 つだけ作成する場合は、このオプションを選択します。このオプションでは自動クリーンアップを使用できません。
    • [次のバージョンごとに完全バージョンを作成する:[n] 増分バージョン] - 複数のバックアップバージョンチェーンを作成する場合は、このオプションを選択します。このバックアップスキームは信頼性の高いものですが、使用領域が多くなります。
  • 差分

    完全バックアップ バージョンと差分バックアップ バージョンのみを含むバックアップ チェーンを作成する場合は、この方法を選択します。

    以下のオプションのうちの 1 つを使用してスキームを設定できます。

    • [最初の完全バージョン後は、差分バージョンだけ作成する] - バックアップバージョンチェーンを 1 つだけ作成する場合は、このオプションを選択します。このオプションでは自動クリーンアップを使用できません。
    • [次のバージョンごとに完全バージョンを作成する:[n] 差分バージョン] - 複数のバックアップバージョンチェーンを作成する場合は、このオプションを選択します。このバックアップスキームは信頼性の高いものですが、使用領域が多くなります。

自動クリーンアップをオンにする

  • [古いバージョンのクリーンアップルール] - 使用しなくなったバックアップバージョンを自動的に削除するには、以下のクリーンアップルールのうちの 1 つを設定します。
    • [次の期間が経過したバージョンを削除する [定義した期間]](完全バックアップの場合のみ使用可能) - バックアップバージョンの保存期間を限定する場合は、このオプションを選択します。指定した期間を超過したバージョンは、すべて自動的に削除されます。
    • [次の期間が経過したバージョン チェーンを削除する [定義した期間]](増分バックアップと差分バックアップでのみ使用可能) - バックアップバージョンチェーンの保存期間を限定する場合は、このオプションを選択します。最も古いバージョンチェーンは、指定した期間をそのチェーンの最新のバックアップバージョンが超過した場合にのみ削除されます。
    • [最大 [n] つの最新バージョンを保存する](完全バックアップの場合のみ使用可能) - バックアップバージョンの最大数を制限する場合は、このオプションを選択します。バージョン数が指定値を超えると、最も古いバックアップ バージョンが自動的に削除されます。
    • [最大 [n] つの最新のバージョンチェーンを保存する](増分バックアップと差分バックアップでのみ使用可能) - バックアップバージョンチェーンの最大数を制限する場合は、このオプションを選択します。バージョン チェーン数が指定値を超えると、最も古いバックアップバージョンチェーンが自動的に削除されます。
    • [バックアップを次のサイズ以下に保つ [定義したサイズ]](ローカルバックアップには使用不可) - バックアップの最大サイズを制限する場合は、このオプションを選択します。新しいバックアップ バージョンが作成された後に、バックアップの合計サイズが、指定した値を超えているかどうかが確認されます。指定した値を超えている場合は、古いバックアップ バージョンが削除されます。
  • [バックアップの最初のバージョンは削除しない] - 初期のデータ状態を維持する場合は、このチェックボックスをオンにします。最初の完全バックアップ バージョンが 2 つ作成されます。最初のバージョンは自動クリーンアップから除外され、手動で削除するまで保存されます。 増分または差分バックアップを選択した場合、最初のバックアップ チェーンは 2 番目の完全バックアップ バージョンから開始されます。3 番目のバックアップ バージョンのみが増分または差分バックアップになります。 完全メソッドでこのチェックボックスをオンにすると、[最大 [n] つの最新バージョンを保存する] チェックボックスが、[1+[n] つの最新バージョンを保存する] に変わります。